レゴが創る新たな教育の形
2025年7月1日から、レゴジャパンが推進する新たなキャンペーン「SHE BUILT THAT レゴ® ぜんぶ、かなえよう!」がスタートします。このキャンペーンは、女の子を含めた全ての子どもたちが性別にとらわれず自由にクリエイティビティを発揮できるようにすることを念頭に置いており、全ての子どもたちの可能性を広げることを目的としています。
レゴジャパンは、全国的小中学生の間で人気を誇るインフルエンサー、しなこさんをサポートクリエイターとして迎え、様々なプロモーション活動を展開します。店舗でのポスターやYouTube、SNSコンテンツ、そしてプレゼントキャンペーンなどがその内容となっており、特にしなこさんとのコラボレーションが注目されています。
キャンペーンの背景
レゴグループによる世界規模の調査では、子どもたちが「ビルダー」という言葉からどのようなイメージを持っているかが明らかになりました。多くの子どもたちが「ビルダー」という言葉を「建設現場の男性」と結びつけていることがわかり、性別に基づく固定観念が依然として存在することが分かりました。そこで、レゴジャパンは、女の子たちのクリエイティビティを高めるための活動に力を入れることとなったのです。このキャンペーンを通じて、性別に関係なく全ての子どもたちが「ビルダー」であるという新たな価値観を提供し、アイデアを組み立てる楽しさを広めていきます。
特別授業の取り組み
7月2日には、YouTubeで「ぜんぶ、かなえよう!しなこといっしょに❤️学校大変身!」というコンテンツが公開される予定です。この動画は、東京都渋谷区の神宮前小学校で特別授業として行われたもので、6年生の児童たちと一緒にレゴ®ブロックを使って学校の空間をデコレーションする様子が収められています。子どもたちが自由にアイデアを出し合い、協力しながらクリエイティビティを発揮する姿が感動的に描かれています。
しなこさんは、彼らの活動を見守りながらアイディアを提案する役割を果たし、学生たちの発表する作品に感心していました。しなこさん自身も、「自分が小学生の時にこのような経験ができたら、もっと楽しかっただろうな」と語っています。
ユーザー参加型のキャンペーン
さらに、店頭やSNSで展開されるキャンペーンも注目です。7月中旬から8月31日までは、しなこさんの店頭ポスターや「しなこミニドール」の展示が全国のレゴ®ストアで行われ、期間中に参加者が撮影した写真を投稿することで、プレゼントキャンペーンに応募できる仕組みになっています。しなこさんのオリジナル作品やミニドール、直筆サイン付きのアイテムが抽選で当たるチャンスがあります。
教育の意義
特別授業を担当した神宮前小学校の教員も、レゴ®ブロックを使った活動が子どもたちにもたらす影響を称賛しています。彼らが自分自身のアイデアを自由に表現できたことが、自己肯定感や自信につながったと語ります。生徒たちは、協力して一つの作品を完成させるプロセスを通じて、仲間とのコミュニケーションスキルや創造力が育まれることを感じたようです。
まとめ
「SHE BUILT THAT レゴ® ぜんぶ、かなえよう!」キャンペーンは、レゴが全ての子どもたちの可能性を広げ、クリエイティビティを育むことを目指した素晴らしい取り組みです。このキャンペーンを通じて、性別に関係なく、全ての子どもたちが「ビルダー」としての可能性を感じ、自分を表現する楽しさを体験できることでしょう。今後の展開に注目しましょう。