上品な手書き表現を実現する「イワタつづり」
2026年4月10日、株式会社イワタが新書体「イワタつづり」を発表しました。万年筆で書かれた文字の質感をリアルに再現したこのフォントは、「書けぬなら、フォントを使えばいいじゃない」というコンセプトのもと、お礼状やメッセージなど、さまざまなシーンで利用できる美しい手書き表現を可能にします。
フォントの特長
「イワタつづり」は、どんなシーンでも自然に使える上品さを持ったフォントです。特に、字形のテーマは「達筆な人による読める崩し書き」として設計されており、手書き特有のゆったりとした崩しを取り入れながらも、しっかりと読める形を実現しています。このデザインは、自分の文字に自信がない方にもやさしく寄り添います。
手書きの温もりをデジタルで再現
株式会社イワタは独自の手法で、万年筆の美しい線形をデジタルで再現しました。単線の原図から肉付けを行い、まるで手で書いたかのような筆致を完成させました。この一手間が、自然な書体の温もりを生み出し、結果として広がりのある印象を与えます。
万年筆の濃淡を表現するカラーフォント
「イワタつづり」の最大の魅力は、まるで万年筆で書いたかのようなインクの濃淡を見事に表現したカラーフォントです。独自のツールを使い、インクの濃さや転折を正確に再現し、さらに手による細かな調整を行うことで、フォントの美しさを追求しました。
本書体には通常のアウトラインフォントに加え、3種類のカラーフォントが用意されており、文字を打つだけで万年筆特有のインクの表現ができます。また、Layer(レイヤー)フォントを使うことで、より自由に色を変えることも可能。これにより、印刷データの作成にも対応しており、デザインの幅が広がります。
充実の製品ラインナップ
「イワタつづり」シリーズは、用途に応じて選べる3つの製品を提供しています。細めの「Light」、標準的な太さの「Regular」、そして両者を含む「Complete Pack」があり、このパッケージはカラーフォントやLayerフォントも一緒に収録されているため、一層便利です。すべての仮名や一部漢字についてメトリクスも設定されており、一括で自然な文字組が実現します。
万年筆を愛する人に、新たな体験を
万年筆の魅力をデジタルで具現化した「イワタつづり」は、万年筆が好きな方や、デザインの新しいスタイルを求めるクリエイターにとって、まさに新しい「フォント体験」を提供します。日常のコミュニケーションやデザインにツールとして役立ててみてはいかがでしょうか。その使い方は無限大です。
書体の詳細や購入は株式会社イワタのWebサイトをぜひご覧ください。