第一三共ヘルスケア、サステナビリティ活動を刷新
第一三共ヘルスケア株式会社は、より持続可能な未来に向けた新しいサステナビリティのコンセプト「Wellness for GOOD」を発表しました。これは、2050年を見据えた人々の健康や環境への貢献を目的とした活動の枠組みを明確にしたものです。この新しいビジョンは、「人」「社会」「地球」の3つの領域にわたって、さまざまな課題を特定し、それに対する取り組みを加速させます。
サステナビリティ・コンセプト「Wellness for GOOD」への理解
「Wellness for GOOD」という言葉には、「健やかさ」と「よい目的に向かって」という2つの側面が含まれています。また、無限大のシンボルをデザインのアクセントとして用いることで、持続可能性や多様な協力体制を象徴しています。このコンセプトは、特に気候変動や社会の不平等、健康に関連する問題など、広範な社会課題に対応するためのスタート地点となります。
具体的な取り組み
セルフケアアカデミー
新たにスタートする「セルフケアアカデミー」では、次世代を担う若者たちを対象にした健康教育を重視した取り組みが行われます。高校への出張授業やセルフケアに関するコンテンツを提供することによって、次世代のセルフケアアンバサダーを育成することを目指します。
おくすりシートリサイクルプログラム
また、「地球に優しい取り組み」として、おくすりシートのリサイクルプログラムを強化しています。このプログラムは、過去2年間で横浜市内に100以上の回収拠点を設け、累計で10トンのリサイクル処理を達成しました。回収したシートから作られた再生品は、地域社会に還元され、さらなる広がりを見せる計画が進行中です。
新たな情報発信の場
さらに、サステナビリティの考え方を広く理解してもらうために、新しいサステナビリティサイトも開設されました。このサイトでは、「People」「Society」「Earth」の各領域に基づく最新の取り組み情報が発信され、関心のある方々に向けた情報の集約が行われます。詳細は
こちらで確認できます。
企業目標の再確認
企業の成長を支えてきた第一三共ヘルスケアの社長、内田高広氏は、健康で豊かな生活の実現を目指し、サステナビリティの活動を加速する決意を語っています。医薬品だけでなく、機能性スキンケアやオーラルケア、さらには機能性食品など事業の幅を広げながら、自らの健康を守る「セルフケア」の重要性をイメージさせる活動を日々展開しています。
結論
第一三共ヘルスケアの新たな取り組みは、単なる商品やサービスの提供を超え、持続可能な未来を志向した、より広範な社会貢献を目指しています。この活動は、企業の枠を超えて多くの人々と協力し、未来に向けた健やかな社会を築くための基盤となるでしょう。私たち一人ひとりが、この流れに乗って、持続可能な未来を作る一員となることが期待されています。