「Moonloop Cafe」オープン!
2025-02-04 17:57:01

視覚障害者の可能性を広げる新たなカフェ「Moonloop Cafe」2月オープン!

新たな光を照らすカフェ「Moonloop Cafe」が誕生!



2025年2月、東京都杉並区に「Moonloop Cafe」がオープンします。一般社団法人ビーラインドプロジェクトが手がけるこのカフェでは、視覚障害のある大学生と健常者が協力し、視覚障害者が店長を務める新たな形のカフェが実現します。日本において、視覚障害者が接客業を担う事例は非常に珍しく、可能性に満ちた取り組みです。

このカフェでは、視覚障害のあるスタッフがその日の「視野の満ち欠け」に応じた特製チャイとデザートを提供します。カフェのアルバイトに憧れるも、その選択肢が狭いことに悩む多くの人の夢を実現する場所となるでしょう。

Moonloop Cafeのコンセプト



「Moonloop Cafe」では、月の変化をテーマに心地よさと安心感を提供します。訪れる人々が月のように、少しずつ心を開ける場所。視覚障害のあるスタッフが、視野の状況に応じた飲み物やデザートを提案することで、よりパーソナルな体験を提供します。

この取り組みは、視覚障害者の「働きたい」という思いに正面から向き合い、新しい選択肢を提供するものです。アルバイトの機会が限られている現状の中、視覚障害者にも様々な可能性を見出してもらうためのステップとなっています。

スタッフの声



このカフェで働くスタッフは、全員が視覚障害を持つメンバーと健常者によって構成されています。スタッフのいっしーは、「ここで学び、お客様に安心感を持って楽しんでいただくことを目指しています」と語ります。

また、まりりんは「カフェで働くという夢が現実になったことに驚き、少しでも背中を押せるような存在になりたい」と話しています。視覚障害を理由に多くの障壁がある中、このカフェを通じてその一歩を踏み出そうとしているのです。

店舗情報



  • - 住所: 東京都杉並区久我山5-24-1(京王井の頭線 富士見ヶ丘駅から徒歩3分)
  • - 営業時間: 毎週月曜日 17:30〜21:30(ラストオーダー 21:00)
  • - 席数: 12席(予約推奨)
  • - 特記事項: 事前連絡にて駅までの送迎サービスあり

ポップアップオープンの好評



昨年12月から今年の2月にかけて行われたポップアップ営業では、34名のお客様が来店。お客様からは「気さくなスタッフとの楽しい会話や、リラックスできる空間だった」といった好評が寄せられました。視覚障害者による接客の新しい形は、非日常的な体験として多くの人々に受け入れられ、喜ばれています。

まとめ



「Moonloop Cafe」は、視覚障害者が自らの可能性を信じて働ける場所です。「見える」「見えない」を超えたコミュニケーションの場を提供し、新しい働き方を模索するカフェとして、社会の枠組みを変えていく存在を目指します。ぜひ、このカフェがもたらす新たな魅力に触れてみてください!


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