エネルギー管理の新時代！アークランズが実現した省エネの成功事例

株式会社ムダカラが開発したエネルギーマネジメントシステム、EM CLOUDが、アークランズ株式会社に採用された事例を深掘りします。本記事では、アークランズ様のIR広報室室長である渡部様にインタビューを実施し、導入の背景、選定の理由、具体的な成果に関してお話を伺いました。

導入前の課題とは？

アークランズ株式会社は新潟県三条市に拠点を置く企業で、ホームセンターやリフォームサービス、ペットショップの運営を行っています。導入前、同社は年間約40億円という電気代に頭を抱えていました。特に意識していたのが、空調効率が悪く、コスト削減が急務だった点です。

以前使用していたシステムは、デマンド値の監視のみを行っており、アラートが発生した際には現場の店長が手動で調整するという、非常に非効率な運用が行われていました。このため、更なる省エネの実現には、新しい仕組みが必要不可欠と判断したのです。

EM CLOUD導入の決め手

新たなシステムの選定にあたっては、複数の候補がありましたが、最終的にEM CLOUDを選んだ理由として挙げられたのが、そのリーズナブルな価格設定とシンプルな仕組みでした。複雑に感じさせないユーザーインターフェースは、店舗運営を行うスタッフにとっても扱いやすく、導入の際の大きなポイントとなったのです。

導入後の成果

EM CLOUDが導入されて以降、アークランズでは明確な成果が現れ始めました。まず注目すべき点は、電力使用量の削減です。導入店舗と未導入店舗の電力使用状況を比較した結果、約10％の削減を達成しました。これにより、同社は省エネの実感を得るとともに、業務効率も向上しました。さらに、EM CLOUDの特長である空調の自動制御機能も、実際に役立っています。この機能により、無駄な電力消費が抑えられ、コストの最適化が図られました。

以上の成果をもたらしたEM CLOUDは、全国さまざまな業種で導入されており、すでに120以上の施設で運用されています。特に物流倉庫や福祉施設、大学など、多岐にわたる業種においてその効果を発揮しています。