ワンダーファイ、ウズベキスタンでの教育改革に向けて提携
新たな一歩を踏み出したワンダーファイ
東京都千代田区に本社を構えるワンダーファイ株式会社は、教育の現場にインパクトをもたらすプロジェクトに取り組むため、株式会社デジタル・ナレッジと正式契約を締結しました。この提携を通じて、ワンダーファイが提供する思考力を育むアプリ「シンクシンク」がウズベキスタンの教育機関に導入されることを目指しています。
「シンクシンク」とは?
「シンクシンク」は、5つの思考力の分野にわたる学習を楽しみながら展開できる知育アプリであり、世界中で300万人以上に愛されています。特に空間認識、平面認識、試行錯誤、論理、数的処理を学ぶことで、子どもたちの思考力が向上できる設計になっています。
提携の背景
ウズベキスタンは2023年に実質GDP成長率が6.0%を超えるなど、経済が急成長を遂げています。加えて、2024年には合計特殊出生率が2.76となる見込みで、若い世代の人口が多く、教育への関心も高いという特性があります。この背景を十分に理解し、デジタル・ナレッジは現地の教育環境を支援するために「スクール版シンクシンク」をテスト導入しました。
「スクール版シンクシンク」への期待
「スクール版シンクシンク」は、知育アプリの機能を教育現場向けに最適化した教材です。選択できる問題の種類やレベル設定、プレイ回数制限がない点が特長で、各教室の進捗管理が可能なダッシュボード機能を備えています。これにより、各教育機関のニーズに応じたカスタマイズが促進されます。
実証実験の結果
ウズベキスタンのタシケントでは、2024年5月から7月までの約3か月間「スクール版シンクシンク」を使用した授業が行われ、子どもたちが楽しみながら積極的に参加している様子が確認されました。この取り組みが現地教育にどれほどの効果をもたらすか、教育関係者からの期待も高まっています。
日本の教育ノウハウを海外展開
デジタル・ナレッジは、国際プロジェクトに多数の実績を持つ企業で、ウズベキスタンの教育環境を支援してきたという背景が今回の提携に繋がりました。日本の教育技術やノウハウを活用し、ウズベキスタンの子どもたちに「シンクシンク」を通じて学びを提供していく予定です。これにより、現地の若年層に対して新しい学びを促進することが期待されています。
教育への貢献
ワンダーファイは、教育を通じて国や地域ごとの特性に応じた取り組みが重要であると考えています。「シンクシンク」がウズベキスタンの教育現場で成功を収めることで、他国への展開も視野に入れてさらなる成長を図ることが期待されます。ワンダーファイのプロジェクトが、世界中のもっと多くの子どもたちに「知的なわくわく」を届けることを楽しみにしています。
会社情報
ワンダーファイ株式会社
株式会社デジタル・ナレッジ