橋本総業、特別賞を受賞
2023年7月17日、橋本総業株式会社は、一般社団法人ノーコード推進協会が主催する「第3回日本ノーコード大賞」において特別賞を受賞しました。この受賞は、同社がノーコード開発手法を用いて卓越したデジタルトランスフォーメーション(DX)を推進し、顕著な成果を上げたことに対する評価です。
受賞の背景
橋本総業は50年以上にわたり基幹システムを運用しており、長年使用してきた汎用機やレガシーシステムからの脱却が課題となっていました。また、取引先を巻き込んだDX化の強化、企業文化の継承、そしてシステム運用コストの最適化を図るため、新たなシステムの刷新が求められていました。
このような背景の中で、ノーコード開発の導入を決意し、2021年に新基幹システム刷新プロジェクトをスタート。旧システムの画面デザインを継承しつつ、ビジネスロジックの分離、バッチ処理のノーコード開発、紙出力帳票のペーパーレス化などを行いました。実に1,500個のノーコード型プログラムを駆使し、総計650機能の実装を実現しました。
新基幹システムの導入
この新システムは、約3年半の歳月をかけて開発され、2024年8月に稼働予定です。導入に際しては、システムの維持コストの大幅な削減が見込まれており、維持コストの最適化が56%改善されました。また、問い合わせに対する回答スピードが70%向上し、EDI処理時間に至っては95%の短縮が実現しています。
これらの成果は、橋本総業の社員が一丸となって取り組んできた商品であり、顧客や取引先との連携が鍵となりました。今後は、ノーコード技術のノウハウを他社にも展開し、さらなるDX推進に貢献する意向を示しています。
橋本総業の展望
今後の展望として、橋本総業は既存のビジネスプロセスをさらに革新させ、DXを推進し続ける姿勢を明確にしています。同社の社長、阪田貞一氏は、「私たちのノーコードシステム開発のノウハウを活用し、業界全体に新たな価値を提供していきたい」と述べており、今後の活動が期待されます。
お問い合わせ
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このように、橋本総業はこれからの企業のデジタル時代に敏感に反応し、未来に向けてのシステム開発に力を入れていくことでしょう。