大阪・関西万博こそ50代以上の経験が試される場!意識調査から見えた参加意向の実態とは
近年、メディアにおいて2025年に開催される「大阪・関西万博」の話題が増えてきています。その中で、ハルメク 生きかた上手研究所が実施した意識調査が注目されています。この調査は、50代から79歳の女性を対象に実施されたもので、実際の来場経験や参加意向が明らかになりました。
調査結果の概要
調査によると、「大阪・関西万博に行ったことがあるか、行く予定がある」と答えた人は約25.1%で、特に過去に万博に訪れたことがある人の参加意向は32.4%に上ります。それに対して、万博に行った経験がない人は12.3%と大きく差があることがわかりました。これは、年齢が下がるにつれて万博への意識が高まる傾向があるためと考えられます。
また、全体の65.1%の人が「大阪・関西万博が盛り上がっている」と感じており、どの年代においても過半数がその熱気を実感しています。
誰と行くか?
「一緒に行く相手」として最も多かったのは、やはり配偶者やパートナーで60.3%という結果が出ています。それに続いて、実子やその配偶者が35.5%、ひとりで行く予定の人は17.7%と、複数人での来場が主流であることが伺えます。
チケットの入手方法
チケットを入手する手段としては、53.2%がオンライン予約を利用しており、興味深いことに、22.7%の人は知人からチケットをもらっているということも明らかになりました。ここでは、旅行代理店やコンビニを利用した人は10%未満と、デジタル化が進む中での変化も感じられます。
過去の万博と比較する声
過去の万博に参加した人々は、「月の石」や「太陽の塔」といった過去の玩具やアトラクションを懐かしく思い返しながら、2025年の万博との比較で興奮を語ります。年齢により受けた影響は様々で、70代の方々は特に1970年に開催された大阪万博の熱気を思い起こし、若い世代と共に再びその感動を味わいたいという声も上がっています。
専門家の見解
今回の調査を通して、ハルメク 生きかた上手研究所の所長である梅津順江氏は、シニア世代の参加意向や意識の変化を注視すべきであると述べています。経験とともに成熟した視点から、未来への期待を持つことが大切です。
最後の万博を楽しむために
2025年の大阪・関西万博には、多くのシニア層が参加を決意していることがこの調査からも明らかです。体力や健康への不安がある中でも、「最後の万博に行けるチャンス」という気持ちが優先されているようです。これからの1ヶ月余り、万博のクライマックスに向けての興奮が高まる中、どの世代の方も自分の体力や健康を管理しながら、この盛大なイベントを享受できることを願います。
大阪・関西万博がもたらす意味と、参加者がそれをどう感じているのか、私たちも今後しっかりと観察していく必要があります。この再びの万博を楽しむために、またその経験をみんなで共有できる場が重要でしょう。