中小企業の海外展開を支援する「STANDAGE DAY 2025」
2025年7月4日、東京都内のステーションコンファレンス東京で、中小企業の海外進出を後押しするイベント「STANDAGE DAY 2025」が開催されました。これで2度目となるこの年次イベントは、全国から278名の申込みを受け、当日は201名の参加者が集まりました。過去開催同様、多くの企業が輸出促進に関心を持ち寄せ、盛況なイベントとなったことが伺えました。
多様なプログラム内容
この日は、参議院議員でありながら現役医師でもある桜井充氏による特別講演や、STANDAGEの取締役COOである大森健太氏による輸出促進セミナー、さらにはパートナー企業とのパネルディスカッションなど、幅広いテーマのプログラムが展開されました。これにより、参加者は海外進出に関する実務や戦略について多角的に学ぶことができたのです。
特別講演では、桜井氏が海外市場についての見識を深める魅力的な話を展開し、多くの参加者が真剣に耳を傾けていました。さらにパネルディスカッションでは、実践的な知見が交わされ、参加者は各企業の経験談を通じて、実際の取り組みについての具体的な情報を得ることができました。
海外進出大賞の授賞とその意味
イベント内では、8社の中小企業が「STANDAGE海外進出大賞」を受賞し、表彰が行われました。この表彰は、STANDAGEと共に海外進出を成功させた企業の成果を称賛し、他の企業にとっての模範となることを目的としています。昨年は5社の受賞でしたが、今年度は部門数を8つに増やし、様々なカテゴリーにおいて特別な業績を表彰しました。
受賞企業には、福岡県の宮田織物や京都府のWagyu Internationalなど、多岐にわたる業種の企業が選ばれました。各受賞企業へのインタビューも行われ、海外進出の背景や今後のビジョンが語られ、参加者にとっては貴重な実体験となったことでしょう。
参加者の傾向と評価
イベント終了後に行われたアンケートによると、参加者の77.7%が初参加で、経営層の割合が高かったことが特徴です。また、参加者満足度は97.5%と非常に高く、多くのポジティブなフィードバックも寄せられました。「多角的な視点からの情報を得られて良かった」「受賞企業の経験談が非常に参考になった」といった声が多数聞かれ、参加者は有意義な時間を過ごした様子が伺えます。
交流会でのネットワーキング
イベントの終了後には、約100名が参加する立食形式の交流会が開催され、登壇者や来場者同士の活発な名刺交換や情報交換が行われました。このネットワーキングの機会は、新たなビジネスパートナーシップの構築やアイデアの共有に繋がる貴重な場となりました。
今後の展望
STANDAGEは今後も海外進出に関する最新情報を提供し、中小企業の成長を支援するために様々なセミナーやイベントを開催する予定です。今イベントで紹介されたサービス「おまかせ貿易」をはじめ、貿易支援サービスの拡充にも努めていきます。これからの中小企業の海外展開を促進する活動に注目が集まります。
詳細情報
- - 開催日時: 2025年7月4日(金)13:30~17:20
- - 対象者: 海外展開を目指す中小企業の経営者や関係者
- - 会場: ステーションコンファレンス東京
詳しくは、
STANDAGE特設サイトをご覧ください。