国際会議での発表
2026-07-06 13:56:37

なかよし学園、国際学術会議で多国間主義の教育モデルを提案

なかよし学園、国際学術会議での活躍



特定非営利活動法人なかよし学園プロジェクトは、2026年の7月、ポルトガル・リスボンで開催される第39回ACUNS Annual Meetingに標準を見据え、広く国際的な教育の場で発表する機会を得ました。代表の中村雄一氏、事務局長の中村里英氏が、「CoRe Loop(Co-create & Return Loop Model)」という教育モデルを紹介し、日本の教育と世界の課題がどのように結びつくのかを示しました。

ACUNS(Academic Council on the United Nations System)とは、国際連合のシステムに関与する研究者や政策関係者が集まる場であり、今回は「Multilateralism under Challenge and the Future of the Pact」というテーマで、国連システムの多国間協力に関する議論が行われます。本会議では、特に2024年に提唱された「Pact for the Future」が重要な話題となり、持続可能な開発や人権、平和の問題について様々な視点が提供されます。

CoRe Loopという教育モデル



なかよし学園は発表において、国連の理念が地域社会や教育現場にどのように具体的に届くのかという課題に焦点を当て、「CoRe Loop」という具体的なモデルを提案しました。このモデルは、「宣言と実装の距離」を縮めることを目的としており、日本の学校で学んだことを世界の教育現場へ届け、再び日本の教室へとフィードバックを得るという流れを持っています。

「CoRe Loop」は、日本の子どもたちがグローバルな課題を学びながら、教材やメッセージを制作し、それを海外の学校や難民キャンプなどに届けることを基本としています。この循環的な過程はCreate(創造)、Deliver(配送)、Co-create(共同創造)、Return(帰結)という4つのステップで構成されており、それぞれの段階で日本の子どもたちが他国の子どもたちとつながりを築くことを目指しています。

具体的な取り組みと影響



なかよし学園の活動は、50校以上で1万人を超える児童・生徒・教員が参加しており、10カ国以上で学習成果物が活用されています。特に、広島の子どもたちが作成した石けんがルワンダやネパールで活用されるという事例や、岐阜県で制作された防災教材の実施例など、地域で育まれた学びがどのように国際的な支援に貢献しているのかが明らかになっています。

また、なかよし学園は教育の質を高めるためにトレーサビリティ(追跡可能性)の重要性も強調し、誰がどのように教育を実施し、その成果を確認するかを明確に示しています。国内外の事例を通じて、平和教育やインクルーシブ教育の観点から国際的な評価も得ており、その実践が他の国の教育現場にも影響を与えています。

今後の展望



中村雄一代表は、「平和は会議室だけでつくられるものではなく、教室で実践されるべき」と述べ、今後も地域の学校や教員、コミュニティが協力し合う活動を続けることが重要であると考えています。また、事務局長の中村里英は、日本の教育がなかよし学園を通じてどのように世界に貢献しているかについての意識を高める必要性を強調しました。

なかよし学園の取り組みは、教育を通じた地域から世界への草の根の多国間主義を実践しており、子どもたちだけでなく、教員にも自己効力感を与える重要な要素となっています。今後も世界とつながる学びを展開し、多くの人々が多国間主義の考えに触れて、自分たちの行動がどのように世界に影響を及ぼすかを理解していくことが期待されています。


画像1

画像2

画像3

画像4

画像5

画像6

画像7

画像8

画像9

画像10

画像11

画像12

画像13

画像14

画像15

画像16

画像17

画像18

画像19

画像20

画像21

画像22

画像23

画像24

画像25

画像26

関連リンク

サードペディア百科事典: なかよし学園 ACUNS CoRe Loop

トピックス(イベント)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。