シンポジウム2025
2025-11-11 14:20:02

先端分析技術が開く未来の扉:シンポジウム2025のご案内

先端分析技術が切り開く新たな可能性



2025年11月21日、株式会社東レリサーチセンターにて「先端分析技術シンポジウム2025」を開催いたします。これは新しい分析技術の発展を促すための重要な機会となります。1978年に設立された当社は以来、研究や技術の深化に努めており、「分析の極限追求」をモットーに様々な分析手法を開発してきました。最近、2022年に開設した「先端分析プラットフォーム」は、オープンイノベーションに向けた新しい拠点としての役割を果たしています。

シンポジウムのテーマと講演内容



今回のシンポジウムのテーマは「先端分析が切り拓く新たな科学」です。このテーマのもと、現在の学術や技術の最前線で活躍する専門家をお招きし、注目の講演が行われます。

特に注目すべきは、東京大学の平本俊郎教授を特別講師としてお迎えし、シリコンCMOSデバイスに関する研究進展についてお話いただくことです。平本教授は、カーボンニュートラル社会の実現に寄与し、シリコン半導体技術を革新するための先端的な研究を行っています。彼の講演は、最新の研究成果や技術動向を知る絶好の機会です。

様々な講演者による最新技術の紹介



また、当シンポジウムでは、当社がこの一年間に開発した4つの先端分析技術が紹介されます。具体的には、以下の内容が予定されています。

  • - 招待講演:「先端ロジック半導体の技術動向」
平本俊郎教授が、半導体業界の現在の状況や、ロジックデバイスの微細化に伴う構造の進化について解説します。

  • - 基調講演:「東レリサーチセンターの先端分析への挑戦」
研究部門長の村木直樹氏が、最新の設備を基にした当社の先端分析への取り組みについて言及します。

  • - 各分野の専門家による技術解説
1. 坂 龍洋氏による「上方照射型AFM-IRによる高次構造解析」
2. 坂田 智裕氏による「レーザー角度分解光電子分光法を用いた電子状態の測定」
3. 川崎 直彦氏による「透過電子顕微鏡によるナノオーダーのスペクトル解析」
4. 宮本 隆志氏による「SIMS-OES/CLを活用した分析手法の開発」

これらの講演は、最新技術の理解を深めるだけでなく、今後の研究に欠かせない情報が満載です。特に、基礎研究と実用化の架け橋となる情報交換の場としても、参加者には貴重な機会になることでしょう。

開催概要



  • - 開催日時:2025年11月21日 13:30~(オンライン形式)
  • - 参加費:無料
  • - 申し込み方法:以下のリンクからお申し込みいただけます。
参加申し込みフォーム

ぜひ、多くの方のご参加をお待ちしております。新たな分析技術がもたらす可能性に触れるこの機会、どうぞお見逃しなく。


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