カウンターワークスが商業施設の常設出店を変革
株式会社COUNTERWORKS(東京都港区、代表取締役CEO 三瓶 直樹)は、商業施設への常設出店を支援する新しいプラットフォーム「ショップカウンター常設」のβ版を公開しました。この新サービスは、出店希望者が直面する情報の不透明さや手続きの煩雑さを解消することを目的としています。
なぜ「ショップカウンター常設」が必要なのか?
これまでの短期出店支援プラットフォーム「ショップカウンター」では、80,000社以上のテナントと26,000件以上のスペースが掲載され、77,000件以上の成約を達成してきました。しかし、このデータからも浮かび上がってきたのは常設出店への強いニーズがある一方で、出店へ至る障壁が存在することです。
調査によれば、約50%の登録テナントが常設店舗への出店を希望しているものの、実際には“情報不足”や“手続きのわかりにくさ”が障壁となっていることが明らかになっています。多くのブランドが商業施設の常設区画にアクセスできず、出店する機会を逃している現状があるのです。
商業施設側も、スカウトやテナント探しのプロセスが未だに属人的であり、新たな出店者との出会いが限定的であるという問題を抱えています。このようなミスマッチを解消するために、カウンターワークスは新たなデジタルプラットフォームを開発しました。
「ショップカウンター常設」の特長
1. ### 約300拠点の出店機会を提供
全国の集客力の高い商業施設の常設区画情報を300ヶ所にわたり掲載。
これまで限られた情報源からしか得られなかった優良施設への出店機会を、誰もが手に入れやすくしました。
2. ### 未公開物件の先行出店情報を提供
すでに1,000以上の商業施設で導入中の「ショップカウンター エンタープライズ」と連携し、一般公開前の先行物件情報をいち早く提供します。
これにより、出店競争での優位性を確保できます。
3. ### 出店意欲を可視化する機能
出店希望者が出店希望時期や条件を登録し、検討中でも関心を表明できる「ウェイティングリスト機能」を設けています。
施設側はこの機能を活用し、潜在ニーズを把握することが可能に。
4. ### 双方向マッチングの機能
出店希望者は条件から施設を検索するだけでなく、施設側からの「スカウト」機能も実装しています。
これにより、商業施設とブランドが互いに魅力を感じ合う機会を生み出します。
今後の展開
今後は、商業施設の魅力を伝える専用ページの拡充や、出店希望者向けのナレッジコンテンツの発信、サポート機能の強化を図っていく予定です。「ショップカウンター常設」β版は、各商業施設の出店ルールや手続きを可視化し、常設区画への出店をオープンにすることを目指します。
また、この新サービスは商業施設にとっても、アクセスが困難だった新たなブランドとの出会いを創出し、テナントの多様化と地域活性化を促進する重要なインフラを提供します。
お問い合わせ
「ショップカウンター常設」β版の公開に伴い、商業施設や出店希望のテナントからの問い合わせを受け付けています。
- - 商業施設様: 出店者募集情報の掲載を希望する場合は、こちらからご連絡ください。
- - テナント様: 常設店舗への出店を希望される場合は、ショップカウンター常設に登録・相談をお待ちしています。
新しい出店の形を切り開く「ショップカウンター常設」で、皆さまのビジネスの成長をサポートします。