桜美林大学のESG実践講座が始動!
2023年9月、桜美林大学が「IR担当者のためのESG実践講座」を開講します。この講座は、上場企業のIR部門や経営企画部門、サステナビリティ担当者を対象とし、非財務情報と財務情報を結びつけるスキルを養います。投資家との有意義な対話を実現し、企業の価値創造を支援する一環として、特に価値創造ストーリーを磨くことに重きを置いています。
講座の目標
本講座の目的は、IR担当者が投資家と建設的な対話を行うための基礎となるESGやサステナビリティの知識を身につけることです。特に、企業価値向上のために、非財務情報と財務情報を関連付けるための論理、事実、ストーリーを効果的に伝える力を育てることが期待されています。
非財務情報は、企業にとって不可欠な無形資産として位置づけられ、これを適切に伝える能力が、資本市場における企業の評価能力を高めるキーとなります。また、自社の経営層や他部門からの協力を得て、企業価値をさらに高める動力にしていくことができるのです。
動機を持った受講者を歓迎
この講座は、上場企業でIR部門や経営企画部門、或いはサステナビリティ部門に従事する方々を対象としています。また、投資家やアナリストとのコミュニケーション能力を強化したい実務者、さらには非財務と財務を繋ぐ戦略的IRの構築に挑戦したい方々にも最適です。
カリキュラムの内容
講座は7回のシリーズで構成されており、様々なテーマに基づいて進められます。特に実践的な内容に重きを置き、ケーススタディを中心に据えたカリキュラムとなっています。統合報告書やアナリストレポートを利用した最新事例の紹介も行われ、実務に即した学びが体験できます。
講座の実施方法
講座はオンラインまたはハイブリッド形式(桜美林新宿キャンパスおよびZoom配信)で行われ、各回100分間で合計7回の予定です。アーカイブの録画も提供されるため、参加できない回があっても安心です。また、講師陣にはESG専門家やIR実務家、機関投資家が登壇し、多角的な視点からの学習が可能です。
受講料と期待される成果
参加者の受講料は10万円で、学びの中で期待される成果として以下が挙げられています:
- - 投資家視点での価値創造ストーリー構築能力の強化
- - 統合報告やESG情報開示の戦略的活用
- - エンゲージメント対応力の向上
- - IR部門とサステナ部門の連携強化
講師陣の紹介
このプログラムを担当する講師には、株式会社ソーシャルインパクト・リサーチの代表パートナーである熊澤拓氏がいます。彼は多くの実務経験を持ち、証券アナリストとしても知られています。また、もう一人の講師である鶴田信夫氏は、日本郵政株式会社にてIRとサステナビリティを担当してきた実績者です。彼らの専門的な知識と経験を活かした指導が受けられます。
お問い合わせ
興味のある方は、株式会社ソーシャルインパクト・リサーチの公式サイトからお申し込みやお問い合わせが可能です。オンライン講座なので、場所を問わず参加できるのも大きな魅力です。ぜひこの機会を活かし、ESG実務に必要なスキルを身につけましょう!