次世代セキュリティ
2026-04-24 12:45:58

AI Defense PlaneとGemini Enterpriseが実現する次世代セキュリティ

チェック・ポイント、Google Cloudとの進化的統合



サイバーセキュリティの世界的リーダーであるチェック・ポイント・ソフトウェア・テクノロジーズ(以下、チェック・ポイント)は2026年4月22日、Google CloudのAIエージェントプラットフォーム「Gemini Enterprise」と自社の「AI Defense Plane」を統合することを発表しました。この統合は、企業がAIエージェントを大規模に導入する際に必要なセキュリティを、より強固にサポートするものです。

AIエージェントの進化とセキュリティの必要性



近年、エンタープライズAIは、ただのチャットアシスタントから自律型エージェントへと進化を遂げています。これにより、ツールの起動やデータ照会、またワークフローの実行といった業務の中核を担う役割を果たすようになりました。しかし、この進化に伴い、従来のセキュリティ対策では十分ではなくなっています。「誰がアクセス権を持つか」から「AIにどの作業を許可するか」への視点の変化が求められています。これにより、組織はAIが実際に業務を行う際に適切なガードレールを確保する必要があります。

チェック・ポイントのAIセキュリティ担当VPのデイビッド・ハーバー氏は、エージェント型セキュリティの新たなアーキテクチャには三つの層が必要であると指摘しています。コントロールプレーン、ガバナンスレイヤー、そしてランタイムインテリジェンスレイヤーです。

機能の詳細



この統合により、企業は以下のような利点を享受することが可能になります。

1. エージェント環境の完全可視化
Google Cloud環境全体に展開された全てのエージェントに関して、その構成要素やツール、接続情報を自動的にインベントリ化します。この情報により、どのエージェントがどのように機能しているかの詳細が明らかになります。

2. デプロイ前の統制の適用
セキュリティチームは、MCPサーバーやツール、スキルに対する許可リストを定義し、リスクのある構成を感知またはブロックするポリシーが適用できます。これにより、組織はAIエージェントの活動に対するコントロールを強化します。

3. 本番環境におけるランタイムガードレール
Agent Gatewayとのインラインで連携し、リアルタイムかつコンテキストに応じた保護を提供します。プロンプトインジェクション攻撃の検知や機密データ漏洩の防止も含まれ、エージェントが安全に操作できるようサポートします。

パートナーシップの重要性



GoogleのセキュリティおよびIDパートナーシップ担当ディレクター、ヴィニート・バーン氏は、今回の統合によりチェック・ポイントがGoogle Cloudのインフラを活用した新たな機能を提供できると述べています。これによって、ビジネスの効率向上と事業価値の創出が期待されます。

まとめ



チェック・ポイントのAI Defense PlaneとGoogle Cloudの統合は、2026年6月下旬からサービスを開始する予定です。早期アクセスを希望する方は、公式サイトから登録が可能です。今回の発表は、サイバーセキュリティとAIの未来に新たな道を示すものであり、企業の安全なデジタルトランスフォーメーションを支援する重要な一歩となります。

本記事は、チェック・ポイントのプレスリリースを基に作成しました。


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