生成AIセミナー開催
2025-07-27 11:12:12

岡山大学が高梁川流域高校で生成AIセミナーを実施し学びの新たな扉を開く

岡山大学が高梁川で生成AIセミナーを開催



2025年6月21日、国立大学法人岡山大学(岡山市北区、学長:那須保友)が岡山県立高梁高等学校の依頼を受け、「生成AI活用セミナー」を開催しました。このセミナーは、高校の「DXハイスクール」プロジェクトの一環として行われ、153人の生徒たちが参加しました。

生成AIセミナーの目的


この取り組みの目標は、生徒が生成AIの実用的かつ効果的な活用方法を学ぶことにあります。岡山大学のデータサイエンス部(DS部)からは、学部生と大学院生の6名が講師として参加し、それぞれの専門知識を活かした講義とワークショップを提供しました。

セミナーの流れ


セミナーでは、まず生成AIの基本原理や個人情報保護、ファクトチェックの重要性など、情報倫理について詳しく説明がありました。その後、生成AIのカスタマイズ方法やプロンプト設計の工夫について学び、実際に探究活動に役立てるためのアンケート設計やスライド作成のミニワークも行われました。

参加した生徒たちは、生成AIの情報取得方法や生成された情報の信頼性の検証方法について積極的に疑問を投げかけ、熱心に取り組んでいました。

交流の時間


セミナーの終了後には、DS部の学生たちと生徒たちとの交流時間が設けられ、進路や大学生活についての意見交換が活発に行われました。これにより、生徒たちは高等教育への関心を一層深めた様子が見受けられました。

教職員からの評価


高梁高校の探究主任である安藤雅仁教諭は、「今回のセミナーは、現在2年次生が取り組んでいる探究ゼミ活動に非常に役立った」と振り返ります。また、鳥越信行校長は「デジタル技術の活用を通じて社会の課題解決に貢献できる人材を育成していきたい」との意気込みを語りました。

今後の展望


高梁高校は文部科学省によりDXハイスクール採択校としての活動を継続しており、今後も岡山大学との連携を強化しながら、生徒たちの学びを支援していく方針です。岡山大学は今後も高校の教員や生徒のニーズに応える支援を行い、学生の成長や教職員の意識改革につながる取り組みを進めていきます。地域の教育の発展とともに、岡山大学の活動にご期待ください。


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