新たな薬物防止の連携
2025-04-25 13:16:52

薬物乱用防止の新たな連携!麻薬センターとREADYFORの提携

この度、公益財団法人麻薬・覚せい剤乱用防止センター(以下、麻薬センター)とREADYFOR株式会社が業務提携を締結しました。この提携は、遺贈寄付に関するサポートを拡充し、特に薬物乱用防止活動を進めることを目的としています。1987年に設立された麻薬センターは、国内における薬物乱用防止活動の先駆者として、長年にわたり多くの取り組みを行ってきました。その活動には、教育、啓発、そして国際的な支援が含まれています。一方で、READYFORは特に遺贈寄付の対応を専門としており、2021年からは「レディーフォー遺贈寄付サポートサービス」を展開し、シニア層や相続人に向けた相談を通じて、多くの実績を積んできました。このような背景を持つ二つの団体が手を携えることで、より多くの方々に遺贈寄付の意義を知ってもらい、それを通じて子どもたちの将来を守る活動に繋げることが期待されています。

麻薬センターの理事長、藤野彰氏は、提携の意義について次のように述べています。「私たちは、子どもたちが薬物によって人生を脅かされることなく、明るい未来を迎えられるよう、様々な支援を行ってきました。今回は、READYFORとの提携を通じて、遺贈寄付による支援をさらに強化していきたいと思います。」

具体的には、今回の提携によって、麻薬センターは「レディーフォー遺贈寄付サポートサービス」を活用し、遺贈や包括遺贈の相談を受付け、情報発信を行っていく予定です。このようなシステムを利用することで、寄付を行う側も安心感を持って手続きを行うことができ、麻薬センターの活動に多くの支援が集まることが予想されます。

また、麻薬センターの活動は国内に留まらず、国際的にも広がりがあります。これまでに7億5,550万円を超える支援が、開発途上国の薬物乱用防止活動に向けられてきました。国連薬物・犯罪事務所(UNODC)との連携により、国際的な取組みも含めた広範な活動が推進されています。最近では、UNODCのワーリー事務局長からも、麻薬センターの長年の支援に感謝の意が表明され、今後も協力関係を続けていくことが期待されています。

この提携を機に、麻薬センターは遺贈寄付を通じた新たな支援の形を模索し、より多くの方々に薬物乱用防止活動への参加を呼びかけていく予定です。そして、未来を担う子どもたちが薬物の影響を受けずに健やかに育つための土台を築いていくために、引き続き力を入れていくことでしょう。子どもたちの人生のためにできる寄付について、興味のある方はぜひ麻薬センターのウェブサイトを訪れてみてください。私たち一人一人が、未来のためにできることは何かを考えていくことが大切です。これからの取り組みにもぜひ注目していきましょう。


画像1

画像2

画像3

関連リンク

サードペディア百科事典: 遺贈寄付 麻薬防止 READYFOR

トピックス(その他)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。