日本型経営の未来
2025-06-06 11:08:21

貴重なセミナーで語られたベトナムにおける日本型経営の未来

ベトナムの経営者必見!フォーバルセミナーの詳細



先日、株式会社フォーバルが主催したセミナーが、ベトナムのハノイとホーチミンで開催されました。このセミナーは、フォーバルの創業者・大久保秀夫氏が直接講演をする貴重な機会として、多くのビジネスパーソンが集まりました。

急成長を遂げるベトナムの現状


近年、ベトナムは急速な経済成長を遂げ、持続可能な企業経営や人材育成への関心が高まっています。特に若手経営者や起業家たちの間で、日本型経営の手法と理念への注目が集まっています。こうした背景から、フォーバルの大久保氏は、ベトナム国内での講演を実施する運びとなりました。

セミナーは、日越間の人材育成の拠点として知られるVJCCで行われ、参加者は経営の基礎を学ぶ良い機会となりました。これにより、参加者たちは日本の経営哲学を学び、自らのビジネスに活用できる知識を吸収することが期待されました。

講演内容のハイライト


大久保氏の講演では「成功する経営者の法則」がテーマに掲げられました。主なポイントは以下の通りです。

1. 企業の究極目標は「永続」 – 利益は手段
- 大久保氏は、企業の最上位目的が利益ではなく、永続的な存続であると強調しました。利益はあくまでそのための手段であり、正しい企業の在り方が必要です。

2. 「社会性」を最優先する経営判断 – 社会貢献が成長の原点
- 経営判断には「社会性」を第一に考えるべきだとし、「儲ける」ことよりも「社会の役に立つ」ことが企業の出発点であるべきだと語りました。

3. 企業は「社会の公器」 – 「いい会社」を目指す
- 大久保氏は、企業は全てのステークホルダーのために存在し、まず顧客や社員から「いい会社」と評価されることが重要だと述べました。

4. 「人徳」ある後継者の育成 – 経営者自身の成長が不可欠
- 経営者が人徳を磨き、情熱と誠意を持つことが次代のリーダーを育てる鍵であると強調しました。

参加者の反響と質疑応答


当日は多くのビジネスリーダーと専門家が集まり、大久保氏の哲学に耳を傾けました。セミナーの後も活発な質疑応答が行われ、参加者は日本のビジネス慣行やリーダーのあり方、人材管理について熱心に質問しました。

特にホーチミンの会場では、『王道経営』のベトナム語版の翻訳者であるホー・ヴァン・ホン氏が登壇し、翻訳の過程や、書籍が伝えるメッセージについて語り、参加者との意見交換を行いました。

このセミナーは単なる知識の伝達にとどまらず、参加者同士の新たなコラボレーションの可能性を感じる場ともなりました。

フォーバルベトナムの役割


フォーバルベトナムは、ベトナムにおける日系企業のサポートを行う企業であり、現地での事業設立や人材育成、ITサポートなど、多様なサービスを提供しています。このような活動は、ベトナムの経済成長に寄与する重要な役割を果たしています。

今回のセミナーを通じて、日本型経営の理念がベトナムに根付くことを期待したいものです。


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