高齢化社会へ向けた新たなサポート事業
ユナイテッド株式会社は、シニア向けのWell-being事業を展開する株式会社AgeWellJapanへの出資を発表しました。AgeWellJapanは、『Age-Wellな人生の相棒になる。』というビジョンのもと、シニア層に特化した多様なサービスを提供しています。この出資により、同社の事業規模拡大が期待されています。
AgeWellJapanの事業内容
AgeWellJapanは、BtoC(対消費者)でのサービス提供を通じてシニアのQOL(クオリティ・オブ・ライフ)の向上を目指しています。主な事業は、以下の3つの領域に分かれており、それぞれ異なる方法で高齢者をサポートしています。
1.
もっとメイト : シニア向けのサービスを直に提供する事業。
2.
モットバ!事業 : シニアが集い、交流できる場を創出。
3.
AWD(Age-Well Designer)人材育成事業 : 高齢者向けのニーズに応じた専門人材の育成。
これらを通じて、AgeWellJapanは高齢者の社会参加を促進し、人生の質を向上させることを目指しています。
出資の背景
日本の高齢化は進行しており、2040年には65歳以上の人口が35%、75歳以上が20%を占めると予想されています。高齢者を取り巻く環境の変化に伴い、介護サービスの市場も急速に変化しています。2014年には6841億円だった市場規模が、2025年には約1.3兆円に達する見込みです。このような中、AgeWellJapanはシニア専門のサービスを本格展開しようとしています。
代表の赤木氏は、自身の祖母の生きがいをサポートしたいという思いから、この事業を始めました。その中で「Age-Well」という新しい概念を確立しました。これは、ただ単に「Well-being」である以上に、より前向きな状態へ導くことを目的としています。
今後の展望
今回の出資資金は、AgeWellJapanがさらなる成長を目指すための人材採用や事業拡大に使われる予定です。ユナイテッドは、AgeWellJapanのビジョンに賛同し、支援を続けていく方針です。高齢者がより充実した生活を送れる社会の実現が期待されます。
ユナイテッド株式会社の投資戦略
ユナイテッドは「意志の力を最大化し、社会の善進を加速する。」という理念を掲げ、様々な事業に投資を行っています。自社資金による柔軟な意思決定が特徴で、主にシード〜アーリーステージの企業を支援しています。事業成長に必要なノウハウの提供も行い、投資先企業の発展に寄与し続けます。
会社概要
所在地: 東京都渋谷区1-15-12
設立日: 2020年1月10日
代表者: 赤木 円香
URL:
AgeWellJapan
所在地: 東京都渋谷区渋谷1-2-5
設立日: 1998年2月20日
代表者: 早川 与規
URL:
ユナイテッド
ユナイテッドとAgeWellJapanの連携が、より豊かな高齢者ライフを生み出す未来に繋がることを期待しています。