電子処方せんの普及に向けた新たな挑戦、ファーマシフトが厚生労働省と連携
株式会社ファーマシフトが提供する「つながる薬局」は、これまでにも多くの患者さんのサポートを行ってきました。この度、同社は厚生労働省と連携し、「電子処方せん」の普及施策を支援することを発表しました。これにより、医療のデジタル化を促進し、患者さんにとってより安全で便利な薬局利用の支援を目指します。
電子処方せんの特徴とその重要性
電子処方せんは、従来の紙の処方せんのデジタル版で、医療機関間での情報共有を容易にします。現在、日本では高齢者の割合が増加し、生活習慣病や慢性疾患を抱える患者が増えています。その中で、約45%もの患者さんが複数の医療機関を受診するため、情報の整合性は非常に重要です。
また、地震や水害などの自然災害による医療情報の分断も、電子処方せんの重要な役割を示しています。これらの特殊な状況下でも、患者の医療情報が失われることなく、安全に医療を受ける手助けが可能なのです。よって、電子処方せんは患者の服薬安全のための画期的なシステムといえるでしょう。
電子処方せんの具体的な利点
電子処方せんの導入により、以下のような利点が得られます。
1.
紙を持ち歩く必要がない:紛失や忘れ物の心配がなくなります。
2.
事前の薬局連絡:引換番号を事前に伝えることで、薬局での待ち時間を短縮。
3.
マイナポータルとの連動:お薬情報をいつでも確認できます。
4.
災害時の情報アクセス:非常時でも薬の情報にアクセス可能。
5.
医療機関間での情報共有:重複投薬などのリスクを防ぎやすくなります。
ファーマシフトと厚生労働省の具体的取り組み
ファーマシフトは、「つながる薬局」にて、以下の様々な施策を実施しています。
- - 専用特設ページの公開:患者が如何にして電子処方せんを受け取り、「つながる薬局」で対応している店舗を検索できる情報を提供しています。
- - 厚生労働省のコンテンツを活用:特設サイトにて、電子処方せんに関する理解を深めるための漫画などの資料を掲載。
- - バナー設置:電子処方せん申請までの流れを分かりやすく表記したバナーを設けて、情報の流れをスムーズにします。
「つながる薬局」サービスサイト
厚生労働省の特設ページ
ファーマシフトは、電子処方せんの普及によって、患者と医療のつながりを強化し、日常生活の中での医療サービスの利用促進を目指します。安全で便利な薬局利用が可能になることで、患者さんの生活の質向上に寄与することが期待されます。今後の展開にぜひご注目ください。