LIXILが健康経営優良法人「ホワイト500」に認定
株式会社LIXIL(リクシル)は、経済産業省と日本健康会議が共同で実施する「健康経営優良法人認定制度」において、9年連続で「健康経営優良法人」に認定され、さらに大規模法人部門の上位500社に該当する「ホワイト500」にも3年連続で選ばれました。この制度は、大企業や中小企業が従業員の健康管理を経営の視点から戦略的に取り組んでいる法人を顕彰するもので、LIXILの継続的な努力が評価された形です。
健康経営の価値観
LIXILでは、従業員が心身ともに健康であること、すなわちウェルビーイングを実現することが、職場を活気あるものにし、結果として企業価値の向上につながると考えています。このような考え方のもと、CEOによる「健康経営宣言」を掲げ、環境の変化に応じた従業員が活躍できる職場作りに努めています。
ボトムアップ型の健康経営
LIXILは、日本国内の各拠点に保健師を配置し、専門性の高い健康支援を行い、従業員自らが健康管理に積極的に関与できるボトムアップ型の取り組みを進めています。2024年度からは、従業員が健康意識を高め行動に移すことが健康経営推進において不可欠との考えから、専属の産業医と保健師が協力して、SCIL健康指標「カラダシル」を作成しました。この指標は、健康行動の全体像を示すもので、従業員への啓発ツールとして活用されます。
参加型の健康プログラム
LIXIL健康保険組合では、定期的に「健康ウォーク」や「健康づくりキャンペーン」などのプログラムが開催され、参加者同士が励まし合いながら楽しむことができる内容になっています。これらの取り組みを通じて、従業員が健康を楽しみながら増進できる環境を整えています。
女性特有の健康課題への配慮
LIXILは、女性特有の健康課題にも真剣に取り組んでいます。専用の相談窓口を設置し、 PMSや更年期症状により就業が困難な場合には「セルフケア休暇」を取得できる制度を整え、支援体制の向上を図っています。このように、従業員が安心して健康管理に取り組める環境づくりに努めています。
未来に向けた一次的な健康経営
LIXILは、健康経営の推進によって、環境変化に迅速に対応できる強い組織を築き上げることを目指しております。また、世界中のすべての人々が追い求める豊かで快適な住まいの実現に向けて引き続き貢献していくことを信念としています。
LIXIL健康指標「カラダシル」について
LIXIL健康指標「カラダシル」は、心と身体の健康を保つために重要な8つの要素で構成されており、従業員の健康増進に寄与することを目的としたLIXIL独自の健康指標です。この名前は、身体(からだ)を知る(シル)との意味を掛け合わせており、従業員にアイデアを募って決定されました。
LIXILの企業概要
LIXILは、先進的なトイレやキッチン、さらには窓やドア、インテリアに至るまで、豊かで快適な住まいの実現に貢献する製品を開発しています。INAX、GROHE、American Standardなどのブランドを展開し、現在約53,000人の従業員を抱えて、世界150カ国以上で活躍しています。毎日10億人以上の人々の暮らしを支え、2024年には連結売上高が1兆4,832億円に達する見込みです。LIXILは、常に生活者の視点に立った製品を提供し、より良い暮らしのために取り組んでいます。