静岡県の広報支援
2025-07-04 13:27:05

静岡新聞社が新たな広報支援サービス『PR Compass』を発表 企業の発信力強化へ

静岡新聞社、広報支援サービス『PR Compass』始動



静岡県において、多くの地方中小企業が抱える課題を解決するため、静岡新聞社と静岡放送が新しい広報支援サービスを発表しました。その名も『PR Compass(PRコンパス)』。このサービスは、サブスクリプション形式で提供され、広報担当者が体系的に広報スキルを学ぶことができるプラットフォームです。2025年7月1日から提供が開始されるこのサービスは、株式会社Schooとパートナーシップを組み、オンライン学習を取り入れた形で進行します。

サービス開始の背景



深刻な人手不足が続く中、特に地方の中小企業では、広報担当者の不足が深刻なテーマとなっています。優れたサービスや製品を持っていても、これを効果的に発信できない企業が多いのが現実です。しかし、メディアとしての経験を持つ静岡新聞社は、この発信力の格差を是正すべく動き出しました。2024年度に実施される静岡市のオープンイノベーションプログラムに参加し、地域企業の広報上の課題を徹底的にヒアリング。多くの企業が直面している「広報ノウハウの不足」を解決する手段を探し、地域企業が必要とするサポートメニューの構築を始めました。

Schooとの提携



静岡新聞社とSchooの連携は、オンライン学習に関する豊富な経験とコンテンツを背景に、効果的な広報支援を提供する契機となりました。Schooは約9,000本という膨大な学習コンテンツを有しており、これを活用することで、広報の専門知識をもつ人材を育成することができます。『PR Compass』では、月額制で広報のナレッジや実践機会を提供し、参加企業の広報力を底上げすることを目指します。

PR Compassの特徴



『PR Compass』には、多岐にわたる特徴があります。まず、Schooによる広報学習のサブスクリプションとして、初級から中級向けの広報コンテンツが企業向けにカスタマイズされ、持続的に学ぶことが可能です。このサービスは、ただの学習にとどまらず、広報担当者同士のネットワーク形成を促進するオンライン交流会やリアルイベントも行われ、情報交換や相互サポートの機会を提供します。

さらに、地元メディアならではの援助体制も整備されており、特に壁打ちプランにおいては、静岡新聞社の社員から直接アドバイスを受けることができるという、実践的な支援が受けられます。広報プランのブラッシュアップや、ニュースリリースの作成に関する具体的なフィードバックが受けられる点は、このサービスの大きな魅力です。

サービス概要



  • - サービスページ: PR Compass - 静岡ビジネスコンパス
  • - 開始時期: 2025年7月1日(火)
  • - 対象: 企業の広報、PR、経営企画、人事、総務担当者
  • - 形式: オンライン学習+交流会・支援活動(リアルの交流会は随時実施)
  • - 料金: ベーシックプラン 11,000円(税込)、壁打ちプラン 55,000円(税込)

この新たな取り組みが、地域の企業にとって大きな助けとなることが期待されています。静岡新聞社と静岡放送は、今後も地域経済の発展に貢献するため、さまざまなサービスを展開していく予定です。詳しい情報や問い合わせは、静岡新聞社・静岡放送のメディアXデザイン室までご連絡ください。


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