JICA60周年の新たな挑戦
2025-01-09 14:32:41

JICA海外協力隊が60周年を迎え、未来への新たな架け橋を描く

JICA海外協力隊が60周年を迎える



日本の独立行政法人であるJICA(国際協力機構)は、1965年にラオスで初めて5人の協力隊員を派遣しました。この55年にわたり、JICAの海外協力隊事業は多くの発展途上国において様々な支援を行い、2025年には60周年を迎えます。これまでに累計で57,000人以上が活動し、99か国で課題解決に寄与してきました。JICAは「信頼で世界をつなぐ」というビジョンのもと、国際協力を続けています。

60周年記念ロゴとその内涵



JICAは2025年の60周年を記念する特別な取り組みを推進する中、特に象徴的なロゴを選定しました。このロゴは、JICA青年海外協力隊事務局でデザイン職に従事した山根文子さんによるもので、作品名は「日本と開発途上国をつなぐ架け橋」です。山根さんは、協力隊員としてアルゼンチンとザンビアで短期活動を行った経験を通じて、本プロジェクトに参加したことが大きなダンスになります。

虹の架け橋として表現されたこのロゴは、多様性や協力の重要性を強調しており、JICAが数十年にわたって築いてきた日本と世界との架け橋を示しています。

人同士のつながりが生む「世界と日本を変える力」



JICAは単に支援を行うだけでなく、隊員と現地の人々の交流によって相互理解を深めています。この交流により、協力隊員は現地の文化や課題を学び、現地の人々は日本のことを知るようになります。こうした相互交流が、新たな絆を生み出し、さらには双方が直面する課題へ取り組む力となります。

たとえば、2011年に発生した東日本大震災では、JICAの協力隊員のネットワークを通じて、海外から多くの支援が寄せられました。現地の人々によって送られた支援は、日本と途上国との人間関係の強さを象徴しています。

今後の計画と映像リリース



2025年には、様々な周年イベントを計画しており、これまでの活動を振り返る映像や社会還元賞の発表、記念式典などが予定されています。特に2月には、これまでの海外協力隊の活動をまとめた動画をリリースし、一般の人々にも広く内容を周知する予定です。

これらの活動を通じて、JICAの海外協力隊が持つ「世界と日本を変える力」をより多くの人々に伝えていきたいと考えています。

JICAに関する詳細



JICAは、150以上の国と地域で事業を展開しており、開発途上国が抱える課題解決を図り、平和で繁栄した世界の実現に貢献しています。もっと詳しくは、JICAの公式ウェブサイトをご覧ください。
特設サイト

JICAの長い歴史の中で培われてきた海外協力事業の成果を、ぜひ皆さんと共に振り返り、未来に向けて共に歩んでいきたいものです。


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