長野に新たな酒の拠点「NAGANO Naorai浄溜所」開設
長野県長野市に、いよいよ新しい酒蔵「NAGANO Naorai浄溜所」が誕生します。ナオライは独自の特許製法「低温浄溜」を利用し、“第三の和酒”とも称される「浄酎-JOCHU-」を生み出す事業を行っています。2025年7月に設立されるこの新しい拠点は、地域の酒文化の復興と地域おこしを目指す重要な役割を担っています。
クラウドファンディング型ふるさと納税の開始
長野市とナオライは、その新拠点の開設に向けた支援を募るため、2月19日からクラウドファンディング型のふるさと納税をスタートすることを発表しました。このプロジェクトは、地域に開かれた拠点を作り上げるための浄溜機の購入資金などに利用されます。目標金額は個人版が1,000,000円、企業版が4,000,000円です。この資金は、日本酒を原材料とした「浄酎」の製造に役立てられる予定です。
小規模蒸溜所の整備
新しい拠点は、善光寺参道の近くにある既存の建物を活用し、約115㎡の小規模な蒸溜所として整備されます。長野で採れる地酒を使用し、地域特有の風味を活かした浄酎の生産を目指します。この新しい酒が地元の名産品として広まり、観光名所としての役割も果たすことが期待されています。
浄酎の特長と魅力
浄酎は、ナオライが独自に開発した「低温浄溜」という製造方法を用いて日本酒を蒸留した新しいタイプのお酒です。この製法により、アルコール度数を高めつつ、日本酒らしい香りを凝縮することができます。また、樽での長期熟成が可能で、スピリッツやウイスキーのような飲み口を持ちながらも、日本酒のテイストを楽しむことができるという特徴があります。
地域の文化と循環の再生
日本酒業界は後継者不足や嗜好の多様化などにより、厳しい状況に直面しています。長野県は日本酒の酒蔵数が全国第2位を誇りますが、その文化を維持していくことは容易ではありません。ナオライは「浄酎」の製造を通じて、地域の資源や文化を新たに活かし、地元の酒蔵や生産者との新しい関係を築くことで、地域全体の活性化を図っています。
代表たちの思い
ナオライの共同代表である三宅紘一郎氏は、「浄酎は第三の和酒であり、長野の地域文化を次世代へと繋いでいく重要な役割を果たしたい」と語ります。また、もう一人の共同代表である木村芳雄氏も、「長野の新しい味と文化を発信し、訪れる人々に感動を与えられる酒造りを目指す」と強い意気込みを見せています。
日本の酒文化が新たな一歩を踏み出すこのプロジェクト。長野県の酒造りに興味がある方や地域を応援したい方は、ぜひクラウドファンディングへの参加を検討してみてはいかがでしょうか。
詳細情報
- - 拠点名: NAGANO Naorai 浄溜所(仮称)
- - 所在地: 長野県長野市南長野新田町1543‐10
- - 寄附受付期間: 個人版(2026年2月13日〜3月20日)、企業版(2026年2月19日〜3月20日)
- - 活用用途: 浄溜機購入
- - 公式サイト: ナオライ株式会社
新たな酒、浄酎が長野から日本全国へ、そして世界に広がる日を楽しみにしています。