FLATTEが進める新しいフィットネス店舗の展開
株式会社ファノーヴァが展開するOMO型フィットネスブランド「FLATTE」は、今後の出店拡大に向けて店舗運営のノウハウを整え、全国的な展開を見据えた新たな戦略を打ち出しています。
FLATTEは、セミパーソナルジム、パーソナルマシンピラティス、女性専用の24時間ジムという異なる業態を持ち、これまで順調に事業を展開してきましたが、2030年には280店舗の規模に成長することを目指しています。しかし、単に店舗数を増やすことが目的ではなく、顧客体験や運営品質の維持が重要なテーマとなるでしょう。
標準化と共通基盤の構築
今回のFLATTEの取り組みは、これまで各店舗で蓄積してきた経験とノウハウを本部に集約し、店舗運営の標準化を進めることにあります。出店から運営までの様々な業務は、物件選定や内装工事、採用、人材育成、集客、運営など多岐にわたります。
これまでは、それぞれの店舗の担当者の経験に頼る部分が多かったものの、店舗数や業態が増えるにつれて、共通化すべき領域が増えていくのが実情です。そのため、業態ごとに異なる部分と共通化できる部分をしっかりと整理し、無理のないマネジメント体制を構築していく必要があります。
地域に合わせた出店モデル
FLATTEでは、地域の商圏特性や物件条件に応じた出店モデルを選択できる体制を整えています。これにより、都市部だけでなく、地方都市への出店も可能にします。また、地域のパートナーと連携したフィットネス事業の展開も視野に入れています。
多様な業態を共通の基盤で支える
FLATTEが展開するフィットネス業態には、
- - セミパーソナルジム
- - パーソナルマシンピラティス
- - 女性専用24時間ジム
と3つの異なるスタイルがあり、それぞれに特有の要件があります。しかし、予約や決済、顧客管理、人材育成、マーケティングなどの業務に関しては、共通で効率的に運営を行うことが可能です。
それにより、地域特性や物件に応じて最適な店舗フォーマットを選択し、柔軟な出店が可能となります。
出店から運営までの整備
FLATTEの標準化プロジェクトでは、出店から運営までの一連の流れを明確化し、以下のようなプロセスを整えます。
1.
商圏・物件選定: 周辺人口や生活動線、競合状況を考慮し、業態別の出店条件を設定。
2.
店舗設計・設備: 顧客体験を重視した効率的な店舗設計を行う。
3.
採用・人材育成: 開業時期に備えたスタッフの採用とトレーニングの計画。
4.
マーケティング: 開業前からの集客施策を展開し、早期の顧客獲得を目指します。
5.
日常オペレーション: 予約や顧客管理といった日常業務を効率よく整理。
6.
運営改善: 運営データを活用して次の店舗開発に活かします。
フランチャイズ展開の重要性
また、FLATTEでは直営店舗だけでなく、フランチャイズ展開も強化しています。FC展開では、地域特性に合わせた物件選定や、人材育成、運営支援が求められるため、ここでも共通の支援体制が求められています。
ファノーヴァは、加盟店ごとの条件に応じた支援内容を整理し、各店舗で得られた知見を次の店舗に活かすことができる仕組みを整備していくようです。
中長期的な成長を目指して
ファノーヴァのビジョンは、ただ単に店舗数を増やすのではなく、増やし続けられる持続可能な事業モデルを構築すること。顧客体験や業務水準を保つための事業基盤を強化し、全国規模でのフィットネスブランドの展開に向けて、着実に歩を進めています。今後の FLATTE の成長を見守っていきたいと思います。