多様な職業体験を提供する地方創生プロジェクト「こどもシゴト博®︎」

地方創生の新たな取り組み、こどもシゴト博®︎

東京都目黒区に位置するCHEERS株式会社は、地方創生とキャリア教育の融合を目指すプロジェクト「こどもシゴト博®︎」に注力しています。このプロジェクトは、明治安田生命保険相互会社からの資金調達により、さらに多くの子どもたちに多様な職業体験の機会を提供することを目指しています。

こどもシゴト博®︎とは

現在、日本には約17,000もの職業が存在しますが、実際に子どもたちが触れることのできる職業は限られています。多くの子どもたちは周囲にいる大人の影響を受けてキャリアの選択肢を狭めています。そこで、「こどもシゴト博®︎」は、子どもたちが多様な職業や生き方を知り、自分の未来の選択肢を広げる場を提供しています。約1000名の小学生親子が無料で職業体験を行い、地域の大人たちとの出会いを通して、新たな夢や目標を描くきっかけを作ります。

地方の子どもたちが地元で働く素晴らしい大人たちと出会うことにより、将来的には地域での職業選択が増え、子どもたちが地元で働く魅力を感じることが期待されています。さらに、地方創生の一環として、若者の県外流出を防ぎ、地域の教育格差を解消することも目指しています。

資金調達の背景と今後の展望

CHEERSは、「あらゆるパートナーとの協力で、子どもたちの挑戦機会を公平に」というミッションをもとに、さまざまな企業や自治体と連携しています。今回、明治安田生命から資金を調達することで、「こどもシゴト博®︎」の取り組みを強化し、全国の自治体と連携を深める考えです。地域の教育機会をさらに向上させるため、実績のある明治安田との協業は非常に重要です。

明治安田の企画部長である石田純一氏も、CHEERSの理念に共感し、共同での取り組みを進めることを楽しみにしています。彼は「多くの地域で、子どもたちの未来を応援できれば嬉しい」と述べています。

今後の取り組み

今後、CHEERSと明治安田は、「こどもシゴト博®︎」を通じて全国の子どもたちに「ワクワク」の機会を届けることを加速させていきます。白井智子代表は「子どもたちには多くの可能性が秘められている」と強調し、その実現に向けて尽力する意向を示しました。地域に根差した取り組みを進めることで、より多くの子どもたちに職業選択の幅を広げるチャンスを提供し、地域の未来を築いていく期待が寄せられています。