「Co.HUB」が受賞
2025-10-15 15:00:00

販促物共同配送プラットフォーム「Co.HUB」の受賞とその特徴

新しい波が広がる、販促物共同配送「Co.HUB」とは



2025年度のグッドデザイン・ベスト100に選ばれた販促物共同配送サービス「Co.HUB」は、小売業界の物流問題に立ち向かう革新的な取り組みです。MIC株式会社が提供するこのサービスは、小売店とメーカーが共同で販促物を配送する仕組みを採用し、業界における問題解決に寄与しています。

Co.HUBの誕生背景


物流業界は数々の課題に直面しています。特に2024年の物流問題や人手不足、小売業務の負担増加は深刻で、業界全体の生産性は低迷しています。ドラッグストアにおいては、メーカーごとに別々に配送される販促物が多く、月に約100箱の段ボールが届くことも珍しくありません。しかし、このうち約半数は実際には扱われないものも含まれており、非効率な状況が続いています。そのため、MIC株式会社はこの流れを変えるために「Co.HUB」を開発しました。

独自の物流システムとは


Co.HUBは、複数のメーカーの販促物を一つの物流拠点に集約し、必要なものを店舗ごとに仕分け、最適な梱包を施して週に一度配送します。この仕組みにより、段ボールの使用量やCO2の排出量を大幅に削減することができるのです。また、納品時には、設置に必要な情報が外装に明記されており、店舗スタッフの手間を軽減しています。

三方よしのビジネスモデル


「Co.HUB」の最大の特徴は、目指すは「三方よし」のビジネスモデルです。小売店、メーカー、そして環境や社会へも目を向けたこのサービスは、全てのステークホルダーにとってメリットを生むことを追求しています。また、業務のデジタルトランスフォーメーション(DX)を通じて、店舗の受取作業や設置作業の効率化を図り、人手不足の問題にもアプローチします。

このような背景が、Co.HUBがグッドデザイン賞を受賞する理由の一部です。業務用システムやサービスとして、この受賞は社会課題への解決策としての意味合いが強く、サービスの形のない部分が、多くの人々の生活や働き方に直接的な影響を及ぼすことが期待されています。

MIC株式会社のビジョン


MIC株式会社は「デジタル×フィジカルで、企業の未来にイノベーションを起こす」というビジョンを掲げています。販促・マーケティング業務の非効率性を解消し、企業が抱える課題への挑戦をサポートするため、多岐にわたる事業を展開しています。その中で、リテール販促360°フルサービスを提供し、全てのステークホルダーにとって最良の結果を追求しています。

結論



「Co.HUB」の受賞は、単なるブランドの勝利ではなく、業界全体の持続可能な成長を目指す重要な一歩であると言えるでしょう。未来の物流システムに貢献し続ける「Co.HUB」の成長から目が離せません。これからもその動きに期待が高まります。


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