M&Aマッチング革新
2025-10-24 13:44:56

M&AキャピタルパートナーズがSalesforce Data 360を導入し、企業マッチングを革新

M&AキャピタルパートナーズがSalesforce Data 360を導入



M&Aキャピタルパートナーズ株式会社(以下、MACP)は、株式会社セールスフォース・ジャパンの提供する「Data 360」を導入したことを発表しました。この取り組みにより、企業の譲受企業と譲渡企業とのマッチングの精度と効率を大幅に高めることを目指しています。

導入の背景と目的



最近の活況なM&A市場において、従来のM&Aマッチング手法はアドバイザーの知識や経験に大きく依存していました。そのため、アドバイザーの人脈を中心に候補の選定が行われることが多く、一部の案件においてはアプローチしづらい企業へのリーチが難しくなり、これが機会損失やマッチングにかかる時間を長引かせる要因となっていました。

こうした課題を解決するために、MACPはSalesforceのData 360を導入することに決めました。この新しいシステムにより、従来のアドバイザー依存から脱却し、より広範な候補先の網羅性と面談到達率を向上させることを狙っています。

Data 360の導入結果



Data 360の導入により、MACPはすでにリリースからわずか5ヶ月で、年間目標の「トップ面談創出数」の96.6%を達成しました。この成果は、統合データ活用基盤にSalesforceのCRMデータを組み込んだことから得られたもので、マッチングの精度を飛躍的に向上させる結果につながりました。

特に、アドバイザー自身がCRMを通じてマッチングデータを活用できることで、迅速なアクションが可能となり、データに基づいた高精度の候補選定が実現しています。これは、売り手企業と類似性の高い買い手候補を多方面から探索することを可能にしました。

さらに、MCAPが導入したAIエージェントの活用により、2025年4月以降、トップ面談に進んだ買い手候補の約22%はAIによって提案されたものであることが確認されており、このアプローチが実際に有効であることが証明されています。

今後の展望



MACPは今後もData 360の活用をさらに拡大する予定です。これにより、MACPの持つ多様なマッチングデータがCRM環境に効率よく組み込まれ、その一元的な活用が実現します。特に、SalesforceのAIエージェント「Agentforce」を本格的に活用する plan もあり、関連する案件に対する適切な自動回答や、アドバイザーへのスムーズな引き継ぎを実現することを目指しています。

MACPは引き続きSalesforceと連携してM&Aアドバイザリー業務の効率化を進め、DX(デジタルトランスフォーメーション)の推進を通じて、生産性を向上させる姿勢を貫いていきます。これにより、より多くの企業のM&A活動を支援し、日本経済の成長をさらに促す役割を果たすことに注力しています。

会社概要



  • - 社名: M&A キャピタルパートナーズ株式会社(東証プライム上場 証券コード 6080)
  • - 所在地: 東京都中央区八重洲二丁目2番1号 東京ミッドタウン八重洲 八重洲セントラルタワー36階
  • - 代表者: 代表取締役社長 中村 悟
  • - 設立: 2005年10月
  • - 事業内容: M&A 仲介事業
  • - URL: www.ma-cp.com


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