介護業界に新風を吹き込む「Age-Well Designer」
2025年2月1日より、アズパートナーズとAgeWellJapanが共同で実施する新たな実証実験がスタートします。このプロジェクトは、シニアの生活の質(QOL)を向上させることを目的としており、介護付き有料老人ホーム「アズハイム神宮の杜」で行われます。特に注目すべきは、「Age-Well Designer」という新しい存在です。このプロジェクトは、日本の高齢化が進展する中で、シニアの望む暮らしを実現するために設計されています。
共同のビジョン
アズパートナーズは、「自立支援型の老人ホーム」を展開し、より質の高い介護サービスを提供しています。一方、AgeWellJapanは「ポジティブに歳を重ねる」を目指し、シニア世代に寄り添ったサービスを展開しています。この両者が手を組むことで、医療や介護の枠にとどまらない新しい生活環境を創出し、シニアが世代を超えてポジティブなライフスタイルを築くことを狙っています。
Age-Well Designerとは?
「Age-Well Designer」とは、挑戦や発見を通じてポジティブな人生を設計するためのサポートをする専門家です。彼らは傾聴と対話によって、シニアが抱える本音や知的好奇心を引き出す役割を担います。そのアプローチによって新たな発見や学びの機会を提供し、自己効力感を高めることでポジティブな行動を促進します。単なるアドバイザーではなく、人生に寄り添いながらともに成長する『人生の伴走者』として活動します。
アズハイム神宮の杜の特徴
「アズハイム神宮の杜」は東京都新宿区に位置し、自然に囲まれた静かな住宅街にあります。ここでは、自立支援介護を本格的に導入しており、過去に65%の在宅復帰率を達成しています。科学的介護「EGAO link」を活用し、質の高い介護サービスを提供することに努めています。また、全ホームで「夢をかなえるプロジェクト」を展開し、入居者の夢を実現する取り組みも行っています。
実証実験の内容
実証実験は2025年2月1日から3月31日までの期間中に行われ、自立から要介護1程度の入居者が対象です。Age-Well Designerは入居者やその家族からのヒアリングを通じて、個々のライフスタイルを設計・サポートしていきます。この実験によって得られたデータをもとに、今後のサービスの改善や展開が検討される予定です。
今後の展開とウェビナー
本プロジェクトの成果を受けて、アズパートナーズとAgeWellJapanは引き続きシニアの生活の質向上に向けた取り組みを拡大していく方針です。また、2025年3月31日には「超高齢社会のイノベーション」をテーマとしたウェビナーを開催します。このウェビナーでは、企業が直面する課題と新たなイノベーションを生み出す戦略について討論される予定です。
皆様の参加をお待ちしております。これからの介護業界に期待が持てる取り組みの数々に目が離せません。