Jin TechnologiesとGustoDevelopmentが手を組みパキスタンでエンジニア育成拠点を開設

日本とパキスタンのIT産業が織りなす新たな未来

展開の背景

パキスタンのJin Technologies Private Limitedと栃木県のGustoDevelopment株式会社が、新たな戦略的な業務提携を結びました。この提携の目的は、パキスタンに「エンジニアリング教育・開発拠点」を共同で設立し、優れたIT人材の育成と、双方のソフトウェア開発プロジェクトを推進することです。

日本市場では近年、デジタルトランスフォーメーション（DX）の進展により、AIやブロックチェーンに基づく高度なシステムの開発ニーズが急増しています。その中で、必要な専門人材を確保することが企業にとって大きな課題となっています。これに応える形で、1991年創業のJin Technologiesと、2022年に設立されたGustoDevelopmentは、それぞれの専門知識を活かし、持続可能な成長を目指すこの拠点を設けることとなりました。

提携の主な特徴

この新しい拠点では、特に次の3つの要素が際立っています。

1. 教育カリキュラムの充実とスキル習得
- GustoDevelopmentが持つAIやブロックチェーンの専門知識と、Jin Technologiesの長年の開発経験を融合させた分野特化型のカリキュラムが設計されます。このカリキュラムには、技術スキルはもちろん、日本のビジネスマナーやプロジェクト管理技法も含まれ、高性能なプロフェッショナルを育成することを目指します。

2. 統合開発チームの構築
- この教育拠点で育成されたエンジニアたちは、両社のシニアメンバーと共に統合開発チームを組みます。この体制により、初期企画から開発までの一貫したプロジェクト管理が行え、日本企業のニーズに適したソリューションを迅速に提供できます。

3. 日本市場向けサービスの強化
- GustoDevelopmentの日本国内での事業開発能力と、Jin Technologiesの豊富な開発リソースが結合することで、企業の多様なニーズに柔軟に応える、高品質なソリューションが提供可能になります。