クレナズムの新曲「オレンジがひとつ」リリース
福岡出身の4人組バンド、クレナズムが待望の新曲「オレンジがひとつ」を11月12日に配信リリースしました。この楽曲は、彼らの3作連続リリースの最終作として、日常生活の中で自己を見失わないようにというメッセージを込めた作品です。
新曲の背景とテーマ
「オレンジがひとつ」は、忙しい日常の中で感じる些細な楽しみが自己を取り戻す力になるというコンセプトに基づいています。ギターのけんじろうさんは、週末の過ごし方についてふと立ち止まり、日々の執着から解放される瞬間を捉えた楽曲の裏にある感情を語っています。彼は特に、夕焼けの美しさや小さな幸せがいかに心を軽くするかを表現したかったと述べています。
サウンドとアレンジ
楽曲では、楽器のフレーズや音の距離感に対して細心の注意が払われており、アンサンブルに厚みを持たせるための工夫が施されています。リバーブの深さやアコースティックギターの使い方が際立ち、現実的な響きを重視したサウンドが特徴です。また、リズム面では軽やかな跳ねるビートと重厚感が見事に調和し、ポップスとしての耳馴染みとオルタナティブな質感が絶妙にブレンドされています。
リリックビデオとアートワーク
同日に公開されたリリックビデオは、キャラクターデザインを手掛ける白兵衛の独自の表現が光る作品で、視覚的にも楽しめる内容に仕上がっています。このビデオは、曲のテーマと見事にリンクしており、視聴者に深い感動を与えることでしょう。
冬のバリよかワンマンツアー
さらに、クレナズムは11月24日より全国ワンマンツアーを開始します。冬のバリよかワンマンツアー「脚下照顧」と題し、大阪・梅田から始まるこのツアーでは、彼らの幅広い音楽スタイルを存分に楽しむことができます。本ツアーは、12月5日に恵比寿のLIQUIDROOM、12月21日には台北のLegacyへと続きます。
チケットは、東京や大阪で購入可能で、台湾でも販売されています。ファンの皆さんはこの機会を逃さず、ぜひとも足を運んでみてはいかがでしょうか。
バンドのプロフィール
クレナズムは2018年に福岡で結成され、シューゲイズサウンドとポップスを巧みに融合させながら独自の音楽スタイルを探求しています。国内ツアーに加え、台湾や香港での海外フェスにも積極的に参加し、アジア地域における活動も広げています。イラストや映像作品でもその活動を発信しており、SNSでは最新情報を随時更新中です。
最後に、リリースやツアーへのご関心があれば、彼らの公式SNSやYouTubeで最新情報をチェックしてみてください。そして、心に響く音楽を楽しむ時間をぜひご自身のものにしてみてください。