心の健康を支援する株式会社Melon、シリーズAラウンドで4.5億円調達

株式会社Melon、シリーズAラウンドで4.5億円調達

近年、健康への関心が高まる中、個人のセルフケア意識やメンタルケアニーズも急速に増加しています。この流れを受け、株式会社Melonは2023年、約1.7億円の資金を調達し、累計で約4.5億円に達しました。この資金は、各種研修やオンラインプログラムを通じて心身の健康をサポートするために活用される予定です。

Melonの取り組み

Melonは、マインドフルネスを中心としたセルフマネジメント支援を提供し、法人および個人の双方のニーズに応えています。その中核には、従業員のウェルビーイングを向上させるための研修プログラムや行動変容を促進するサービスがあります。これによって、従業員一人ひとりがその内面のスキルを磨き、企業全体の士気やパフォーマンスを向上させることが目指されています。

資金調達の背景

今回の資金調達は、以下の法人投資家から支援を受けています。

- 東京ウェルネスインパクトファンド
- SMBCベンチャーキャピタル株式会社
- アイテック阪急阪神イノベーション投資事業有限責任組合

特に、東京ウェルネスインパクトファンドの投資家である相川浩氏は、Melonのアプローチが個人の心身の健康を重視している点に共感を示しており、企業が個人の変革を支援する役割を果たす重要性を強調しています。

活動内容と展望

Melonは、マインドフルネスに基づく研修やオンラインツールを提供しており、個人のメンタルヘルスの予防やリーダーシップの開発など多岐にわたるプログラムを展開しています。これらの研修は、企業内でのコミュニケーションの改善やストレス軽減にも寄与しており、参加者から高い評価を得ています。

橋本大佑代表取締役社長は、「心の健康を支えることで、社会全体の幸福度を向上させたい」と語り、今後も新たな仲間を募集しながら事業の成長を追求していく意向を示しています。