自律型人材育成
2025-08-28 13:48:26

越境体験を通じた自律型人材育成の未来を探る勉強会

自律型人材育成の課題に迫る勉強会



2025年8月21日、東京都中央区に位置する「人事図書館」で、自律型人材育成をテーマにした勉強会が開催されました。「越境体験は本当に有効な打ち手なのか?」という問いに対し、参加者は熱心な議論を交わしました。本イベントは、越境学習と組織開発の専門家がファシリテーターを務めることで、実践者同士が学び合う貴重な場となりました。

開催の背景と目的



近年、多くの企業が抱える課題として挙げられるのが「自律型人材の育成」です。社員が主体的に行動できる環境を整えることは、企業の成長に直結します。しかしながら、従来の研修方法だけでは十分な結果を出せない現状もあります。そこで、注目されたのが「越境体験」です。これは異なる業界や職種での経験を通した学びを促進する手法です。

しかし、越境体験の効果については懐疑的な声もあり、どう各社に取り入れれば良いかという具体的な導入方法が求められていました。そこで設立された「人事図書館」は、同様の課題を持つ人事担当者が集まり、意見交換や学びを通じて解決策を見出すためのコミュニティです。今回の勉強会では、認定NPO法人サービスグラントから小泉英治朗氏、大森純子氏を招聘し、彼らの知見を通して参加者が越境体験の実用性を考える貴重な機会を提供しました。

イベントの詳細



勉強会は2025年8月21日(木)の夜19時から21時まで行われました。参加者は人事担当者を中心に、多くの業界から集まりました。最初に登壇した小泉氏は、越境学習の概念とその企業内での活用例について詳しく説明しました。続いて、大森氏がプロボノ活動との関連性について述べ、専門的な視点からその有効性を示しました。

参加者は、実務側の視点からも具体的なケーススタディを通してディスカッションに入りました。これにより、各企業が直面している課題を共有し、知見を深める環境が整いました。なかでも、プロボノの役割や効果について具体的な意見が交わされ、参加者である人事担当者たちは明らかに刺激を受けていました。

参加者の声



勉強会後のアンケートでは、多くの参加者が満足の声を寄せました。
  • - 「プロボノの重要性が明確になり、自社での活用方法を考えるきっかけとなりました。」
  • - 「同じ課題に向き合う仲間がいると感じ、深い話し合いができました。」
  • - 「越境体験についての理解が深まり、設計の重要性を学びました。」など、多彩な意見が寄せられました。

登壇者の紹介



小泉英治朗氏は、企業の越境学習と組織開発において豊富な実績を持ち、製造業での経営経験も有するプロフェッショナルです。一方、大森純子氏は商社や外資系物流企業での豊富なプロジェクト管理経験を活かし、プロボノ活動を通じて組織と人材の育成に取り組んでいます。

成果と今後の展望



このイベントを通じて、参加者は「自律型人材育成」に対する具体的なアプローチを学び、越境体験に対する理解も深めることができました。今後も人事図書館は、業界の最新テーマを取り上げたイベントを継続していく考えです。次回のテーマや日程については、公式サイトやSNSを通じてお知らせする予定ですので、興味のある方はぜひチェックしてみてください。

人事図書館について



2024年4月1日、東京人形町にオープンした人事図書館は、2500冊以上の専門書籍と700名以上の会員数を誇るコミュニティです。人事関連職の「仲間と学びで、未来を拓く」場として機能しており、今後とも多くの学びの場を提供しつづけることでしょう。


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