立川の“寺子屋”開設
2025-12-06 08:29:31

立川市に新たな“現代の寺子屋”が誕生!不登校の子どもたちを支える温かい居場所

立川市に新たな“現代の寺子屋”が誕生!



2026年3月、東京都立川市に不登校の子どもたちとその家族を支える新しいコミュニティスペースが開設されます。この場所は、「今日もここがあって良かった」と感じられるような、子どもたちにとってのもう一つの家を提供することを目指しています。これに伴い、プロジェクトの開設と運営費用を支えるためのクラウドファンディングが始まりました。

不登校家庭を取り巻く現実



このプロジェクトの発起人である山崎香織さんは、自身の子どもが不登校になった経験を持つ母親です。その体験の中で、朝の登校渋りや教室でのトラブル、そして何よりも「学校に行けない日の安心できる居場所がない」という現実の厳しさを実感しました。特に、食事の準備ができない日が続くことが親の精神的な負担になることも経験しました。そのため、「温かい給食のような食事を提供できる場所があれば…」という、親たちの思いに応えるべく、このプロジェクトがスタートしました。

提供される3つのコンセプト



プロジェクトでは、以下の3つの核を中心に支援活動が行われます。
1. 温かいごはん
家庭の事情で食事の準備ができない日々でも、温かい食事を通じて子どもたちに安心感を提供します。
2. 自由な学び・選べる過ごし方
教科書に限らず多様な学びや活動を選べる環境を用意し、個々の興味や個性を尊重します。
3. 深呼吸できる空間
学校でも家庭でもない、安らげる場所として、幅広い活動を行うことができる居心地の良い空間を提供します。

このスペースでは、「学校に行けない子」ではなく「ここにいてもいい子」として、すべての子どもを受け入れます。この考えを大切に、子どもたちの安心できる場所を作り上げていくことを目指しています。

山崎香織の想い



「はじめまして、山崎香織です」という彼女は、美容師として20年のキャリアを持つ中で、立川の地域に多くの方々と関わってきました。「今度は私が誰かを支える立場になりたい」という想いを抱くようになった山崎さんは、不登校を特別なことではないと考えています。どんな家庭や子どもにも起こり得る出来事であり、その際に「大丈夫、安心できる場所がある」という支援がどれだけ重要であるかを語ります。

「立川に”希望の風景”をもっと増やしたい」というビジョンから、教育プロジェクトとしてだけでなく、地域の文化を作る挑戦でもあるこのプロジェクトを推進していくことに情熱を注いでいます。

クラウドファンディングの実施



現在、立川のコミュニティスペースの開設・運営資金をクラウドファンディングで募集中です。寄付やシェア、応援コメントなど、全ての形での支援は、このプロジェクトに対する感謝の気持ちが込められています。「善意はダサくない、支援はカッコいい」との理念を広めながら、立川から新しい文化を発信していきたいという意欲を持っています。

支援先情報


  • - 形式:クラウドファンディング
  • - 実施期間:2025年11月15日(土)21:00〜2025年12月25日(木)23:59
  • - 媒体:CAMPFIRE
  • - 発起人:山崎香織
  • - プロジェクトページ:こちら

このプロジェクトは、地域の子どもたちの未来を担う新しい一歩となるでしょう。安心して過ごせるコミュニティの設立が、多くの子どもたちとその家族にとっての支えとなることを願っています。


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