震災から未来へ
2025-07-30 12:35:35

震災30年を未来へ、SAKE HUNDREDが締結した協力プロジェクトの成果

震災30年を未来へ、SAKE HUNDREDが締結した協力プロジェクトの成果



2023年7月18日、神戸で行われた中間発表会で、SAKE HUNDREDは阪神・淡路大震災からの30年を振り返りながら、未来へ繋げるための取り組みについて学生が発表を行いました。この発表会は、神戸松蔭大学と神戸学院大学との共同研究「灘の蔵・30年熟成酒の想いを未来に繋ぐプロジェクト」の一環として行われ、学生たちは日本酒「現外」の価値を見つめ直しました。

知恵を結集する共同研究



「現外」とは、SAKE HUNDREDが手がける30年熟成の日本酒で、灘地区における蔵元「沢の鶴」によって生まれました。このプロジェクトは、震災後の神戸の人々の意志と努力が詰まったお酒の物語を、次世代に伝えることを目的としています。学生たちは、酒蔵訪問や官能評価を通じて、そのストーリーを掘り起こす作業に取り組んできました。

中間発表会では、神戸松蔭大学の学生が「現外」をどのように感じ、伝えたいかを発表しました。中には、震災当時の経験者へのインタビューを通じて得られた、希望に満ちたメッセージもありました。発表を通じて、震災が人々に与えた影響を再認識し、それを未来にどうつなげていくかについての重要性が伝わりました。

学生たちの情熱と未来への希望



神戸松蔭大学で川口ゼミに参加する学生の沢田佳乃子氏は、「現外の物語を私たちの言葉で伝えたい」と熱意を語りました。官能評価を通じ、このお酒がどのように時間を経て成長してきたのか、また、震災の苦難をどう乗り越えてきたかを探求してきたのです。沢田氏は、お酒が持つ特別な価値について、消費者に理解されるべきだと強調しました。

一方、神戸学院大学の木暮ゼミでは、「灘の酒リブランド」の研究を通じて、地域の価値を再発見しています。学生たちは、酒蔵の訪問やインタビューを通じて、「現外」がいかにして希望の象徴となるのかを探求し、発表を行いました。彼らは「小さな希望を分かち合うこと」や「長い歴史の中で培われてきた価値が未来に引き継がれるべき」といった意識を持っています。

未来につなげる取り組み



この研究の最終発表会は、2026年1月に阪神・淡路大震災から31年目の節目に行われる予定です。両大学で共同研究を深め、震災の経験をどう未来に伝えていくのかが焦点となります。学生たちの熱意ある取り組みが、地域の復興と未来への希望を繋げる一助となることが期待されます。

SAKE HUNDREDの思い



「SAKE HUNDRED」は、「心を満たし、人生を彩る」ことを目指す日本酒ブランドです。震災から立ち上がった神戸の人々の努力や意志が込められた「現外」を通じて、未来の世代に希望を伝えていくという強い意志が感じられます。これからも、地域に根ざした日本酒の魅力を伝え、共に希望を持って進んでいく姿勢が求められています。

このような背景の中で、地域の歴史や人々の想いを受け継ぎながら、新たな挑戦を続けていくことが、SAKE HUNDREDの使命なのです。


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