微生物エクスプローラーズ
2025-11-03 23:56:23

岡山大学「微生物エクスプローラーズ」第7回ミーティングでの新たな研究交流と異分野融合の進展

岡山大学「微生物エクスプローラーズ」第7回ミーティングの様子



2025年11月3日、岡山大学は異分野融合を目指す研究グループ「微生物エクスプローラーズ」の第7回ミーティングを開催しました。このイベントは、テカンジャパン株式会社の支援を受けており、津島キャンパス内の共創イノベーションラボ(KIBINOVE)にて実施されました。

参加者は教員を含む16名で、ハイブリッド形式による意見交換を行うという新たな試みがなされました。参加者は軽食を囲みながら意見を交わし、微生物研究におけるAI技術や高性能コンピューティング(HPC)の利用についても話し合われました。

開会にあたっては、守屋央朗教授が挨拶し、プログラムは充実した内容。小野千由貴助教が「ADOPT法による酵母培地の増殖を制限する律速因子の同定」と題した講演を行い、続けて永禮英明教授が微細藻類を用いた廃水からの資源回収技術について、また石川一也助教は植物と病原細菌の関連性についての研究を発表しました。講演後には参加者から活発な質疑応答が行われ、討論は白熱しました。

その後の自由討論では、守屋教授が「微生物エクスプローラーズを岡山大学の教育にどのように結びつけるか」とのテーマで発表し、異分野連携が新たな研究を生む可能性についても議論がなされました。これにより、学内の他の研究拠点、例えば「光創ネクサス」や「AI-HPCパートナーズ」との協力関係も模索されています。

本ミーティングでは、参加者同士の親睦が深まると同時に、各種プレートリーダーの性能や利用法、データ処理のヒントについても共有され、参加者からは貴重なフィードバックが寄せられました。

次回の「微生物エクスプローラーズ」第8回ミーティングは2025年12月1日に、長岡技術科学大学の教員を迎え、再び津島キャンパスの共創イノベーションラボで開かれます。今後の岡山大学の活動にぜひご注目ください。この取り組みを通じて、研究者間の交流がさらなる発展を遂げることが期待されています。

まとめ


「微生物エクスプローラーズ」は、微生物研究を主テーマに掲げ、学内外の研究者が気軽に交流し、新しい共同研究や学問の創出を目指しています。この活動は、異分野間の協力を促進し、最新の研究に基づいた共同作業を発展させるだけでなく、学内の研究インフラを強化する役割も果たします。岡山大学は、地域中核の特色ある研究大学として、自らの研究活動を積極的に進め、より持続可能な未来の実現に向けて邁進していきます。


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