KODACHIの魅力
2025-06-25 09:42:27

隈研吾が手がける新しい家具「KODACHI」の魅力と世界への影響

隈研吾がデザインした「KODACHI」



2025年6月25日に発売されるmore treesの新作「KODACHI」は、著名な建築家・隈研吾によるデザインが注目を集めています。このプロダクトは、ただの家具ではなく、そこに秘められた理念と、地域・環境とのつながりを感じさせます。隈のデザイン哲学を形にした「KODACHI」は、天地や前後を入れ替えても美しく整う独自の構造を持ち、使用者の想像力を豊かに画くことができるユニークな家具です。

デザインの特長



「KODACHI」の外観は、ランダムに配置された柱が特徴的で、これはまるで森の中でのかくれんぼを思わせるような遊び心があります。彼はこの棚を「木々の中に浮かんでいるようなもの」と表現し、木材を使った遊び心あふれるデザインの実現を目指しました。この棚は、何をどのように置くかによって無限の可能性を生むため、まさに使用者の想像力をかきたてる一品です。

物作りを通じた環境への影響



「KODACHI」を1個購入するごとに高知県梼原町に苗木が植樹されます。この取り組みは、坂本龍一と隈研吾という2人の思いをつなぐもので、彼らの友好関係と環境への情熱が込められています。梼原町は坂本がmore treesを立ち上げた際の原点の地であり、隈研吾が木の使い方を学んだ場所でもあります。この地に新しい木を植えることは、未来の森を育てていく第一歩となります。

利用される素材



「KODACHI」には、北海道産のシナ合板が使用されています。この材料は、木材の特性を活かしつつ、組み立て式でも安定性があり、長く愛される家具としての要素を兼ね備えています。無垢材とは異なり、若手の職人たちが比較的扱いやすい素材であるため、これからのものづくりを支える土台ともなるでしょう。

KODACHIの背後にある理念



このデザインは、気候変動や生態系の崩壊といった現代の問題に対する隈のメッセージでもあります。人と自然、都市と森という関係性を築いていくために、「KODACHI」は「かけはし」になりたいという願いが込められています。これはただの家具としてではなく、環境保護や持続可能な未来を育むための象徴とも言えるでしょう。

隈研吾が目指す未来



現在、隈研吾はmore treesの代表を務め、建築の枠を超えて木や森と社会を接続させる活動を行っています。彼の意図は、「森があることで生まれる風景や文化」を次世代へと伝えることです。新しい家具「KODACHI」を通じて、彼が描く未来が少しずつ現実のものとなっていくことを期待しています。

プロダクト概要



  • - 商品名:KODACHI
  • - デザイン:隈研吾(建築家・more trees代表)
  • - 素材:北海道産シナ合板
  • - サイズ:幅700 × 奥行220 × 高さ540mm(組立式)
  • - 重量:約5kg
  • - 耐荷重:450kg
  • - 炭素固定量:約9.2kg
  • - 価格:36,000円 + tax

商品はmore treesのオンラインストアで6月25日より販売開始予定。

まとめ



有名な建築家、隈研吾が手がける「KODACHI」は、単なる家具以上の意味を持ち、人と自然をつなぐ新しいアプローチを象徴しています。未来志向のデザインとして、ぜひその目で確かめてほしい一品です。


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