新たな「暮らし」をテーマにした宿泊体験！ホテルSumuの新プロジェクト発表

ホテルSumuの新たな挑戦

カソク株式会社がAirbnb Partnersと連携し、新しい宿泊体験を提供する「Sumu powered by Airbnb Partners」の第2号物件開発ファンドに参画することが発表されました。このプロジェクトは、旅行者に「暮らすように旅する」体験を提供することを目的としています。

1. Sumuの特徴

「Sumu」は、Airbnb Partnersが提案する「ホームシェアリング」の理念を具現化したホテルブランドです。これにより、非日常の体験を日常の延長線上で楽しむことができ、まるでその地域に居住しているかのような感覚を味わえます。カソクはホテルオペレーターとして、CCC（カルチュア・コンビニエンス・クラブ）やADDReCと協力し、クリエイティブな空間を創造します。

2. 宿泊ニーズの変化

日本政府観光局（JNTO）が発表したデータによると、訪日外国人の約半数が長期滞在を希望しており、これに伴い宿泊ニーズが多様化しています。特に都市部では、従来のシングルやツイン中心のホテルでは、この変化に対応することが難しくなっています。このような状況の中、Sumuは新たなスタイルの宿泊施設を提供することが求められています。

3. 具体的なプラン

本ファンドは、SBI新生銀行グループの昭和リースが企画し、匿名組合出資を行う形で進められます。具体的には、2027年3月に竣工予定の東京・新宿にある「Hotel Sumu Shinjuku Gyoen」が対象物件となっており、延床面積は969.25㎡、8階建ての施設を予定しています。環境に配慮された設計を目指し、防災機能の強化や地域コミュニティとの連携なども重視されます。

4. 持続可能な観光の実現へ

カソクは、Sumuの運営を通じて多様化する宿泊ニーズに応え、地域と共存する持続可能な観光インフラの形成に貢献することを目指しています。本ファンドの取り組みは、社会的インパクトの可視化や改善に向けた新たな価値創出への第一歩として位置づけられています。これにより、地域の観光産業に新しい息吹を吹き込み、訪れるすべての人々に深い体験を提供することが期待されています。