運輸支局・労働基準監督署の監査対策セミナーが開催されました

運輸支局・労働基準監督署の監査対策セミナーが開催

2025年2月18日、株式会社ナブアシスト様が主催するセミナーが開催され、船井総研ロジの経営コンサルタント・玉川豪史氏による「運輸支局・労働基準監督署の監査対策」に関する講演が行われました。交通運輸業界におけるコンプライアンスの重要性が増す中、今回のセミナーは特に運送会社や物流企業にとって非常に有益な知識を提供するものでした。

講演内容の概要

講演は運輸支局及び労働基準監督署の役割や監査の対象となるポイントを中心に進行しました。玉川氏は、監査の事前段階から準備すべきこと、そして監査後の改善措置の重要性について具体的なケーススタディを交えながら説明しました。

1. 監査の重要性
職場環境の改善、不適切な労務管理の是正を通じて、事業の健全性を保つために、監査は不可欠です。特に運送業界では、労働条件の適正化に向けた監査が増加しているため、その対策をしっかりと整える必要があります。

2. 監査準備のステップ
玉川氏は、監査準備においてのステップを紹介し、次の点が重要であると強調しました。
- 過去の監査結果の確認
- 労働基準法や運送業に関連する法令の理解
- 社内の労働環境の実態を把握し、必要な改善策の立案

3. 監査後のフォローアップ
監査が終了した後のフォローアップは、事業運営に大きな影響を与えることがあります。この段階での適切な改善措置が、企業の信頼性を高めるポイントとなります。

玉川豪史氏について

玉川氏は、運送会社専門の社会保険労務士・行政書士事務所での経験を経て、船井総研ロジに入社しました。彼は運輸支局および労働基準監督署の監査対応に加え、法務や労務管理に関する指導を行い、過去200社以上のサポート実績を持っています。その密接な現場での経験を生かして的確なアドバイスを提供しています。

船井総研ロジのサービス

船井総研ロジ株式会社は、中堅・中小の物流企業に特化したコンサルティングを展開し、「社員が誇れる物流企業を創る」というミッションのもと、業界の活性化に貢献しています。また、全国で350社以上の経営者が参加する経営プラットフォーム「ロジスティクスプロバイダー経営研究会」を運営しており、参加企業の相互学習の場を設けています。