福岡市とファミトラの新たな協力関係
株式会社ファミトラ(代表取締役CEO:三橋克仁)が、福岡市とタッグを組み、高齢者支援に向けた「エイジングリテラシー向上プロジェクト」を推進しています。2024年11月25日に行われた「福岡100ラボ『共創プラットフォーム発表イベント』」では、福岡市の高島市長も参加し、このプロジェクトの進捗が報告されました。
エイジングリテラシー向上プロジェクトとは?
このプロジェクトの目的は、加齢に伴う身体的機能の変化に対し、全世代のエイジングリテラシーを高め、自分らしい人生を送れる社会を実現することです。ファミトラは、家族や身近な人々との将来に関する対話を推進するため、多くのセミナーやハンドブックを提供してきました。参加者からは「自己らしく最後まで暮らすための重要な気づきを得られた」といった嬉しい声が寄せられています。
自己決定支援ワーキンググループの設立
加えて、プロジェクトを更に進展させるために、「自己決定支援ワーキンググループ」が新たに設立されました。このワーキンググループには、西日本シティ銀行や福岡銀行が参加しており、安心して自分らしい生活を送るための啓発活動を進める予定です。具体的には、認知機能の低下に備えるための情報提供や支援を行い、実社会での生活支援に力を入れていくとのことです。
高齢者の自立支援に向けた今後の取り組み
ファミトラの桝田哲史は、「私たちの目標は、福岡市民が高齢になっても自分らしさを保ちながら暮らせる社会を作ることです。そのためには、エイジングリテラシーを高めるための活動が重要です」と語り、プロジェクトの重要性を強調しました。また、今後も家族信託を中心に、行政や地域の金融機関と協力していく方針が示されました。
家族信託を身近に
ファミトラが提供する家族信託は、判断能力があるうちに大切な資産を信頼できる家族に託す仕組みです。これにより、もしもの時にもご本人の希望に沿った柔軟な資産管理が可能になります。なお、ファミトラはこのプロセスをデジタル化し、コストを抑えて普及を図っています。また、専門の弁護士が運用をサポートすることで、安心して資産管理を行える環境を提供しています。
ファミトラのビジョン
ファミトラは、”人生100年時代のコンシェルジュ”として、日本中の家族の幸せを実現することを目指しています。家族信託を「当たり前」にすることで、家族の絆を深め、安心できる未来を築くことができるようサポートしています。ヘルスケア、金融、法律の専門家が連携して、より質の高いサービスを提供し続けることで、地域社会に貢献しています。
まとめ
福岡の地域社会が抱える高齢化の課題に対して、ファミトラと福岡市が協力して進めるエイジングリテラシー向上プロジェクトや新たなワーキンググループの設立は、安心して自分らしく生活するための大きな一歩です。今後の取り組みに注目が集まります。