おでんの魅力
2026-02-19 15:29:12

おでんの魅力と多様性を学ぶ『おでん学!』が重版決定!

おでんの魅力と多様性を学ぶ『おでん学!』が重版決定!



近年、日本の食文化において「おでん」が再評価され、その魅力が再発見されています。特に紀文食品が発行した新書『おでん学!』は、発売からわずか2週間で重版が決定し、その注目度が高まっています。この本は、おでんの奥深い世界を知るための貴重な一冊です。

本書の魅力と内容


『おでん学!』では、全国を対象にしたフィールドワークや調査データを元に、国民食とも言えるおでんの多様性を探求しています。第1章では、数字やトリビアを用いておでんのクイズ形式での紹介を行い、読者の興味を引きつけます。そして、続く第2章では、おでんの歴史を遡り、室町時代から現代に至るまでの変遷を詳しく解説。おでんがどのように進化してきたのかを知ることができます。

特に興味深いのは、第3章で全国のおでんを様々なデータや店舗での取材から掘り下げている点です。ここでは、おでんの地域性や地理、文化との関係が明確に述べられています。特に興味深いのは、「家庭の鍋料理調査」に見る調理時間の違い。フォッサマグナを境に、西日本はおでんを72.1分煮込むのに対し、東日本はわずか48.4分というデータが示されており、地域ごとの調理法や食材の傾向を知る手がかりになります。例えば、西日本定番の「牛すじ」と、東日本で多く用いられる「はんぺん」の違いも明確にされており、読者は栄養学的にも興味を持つことでしょう。

巻末にはおでんの種もの図鑑も収録されており、具体的にどの食材がどのように使用されているのかを描写しています。おでんがどれほど地域によって特色が異なるのか、そうした魅力を多角的に知ることができるのが本書の特徴です。

おでん研究班の背景


この素晴らしい本の執筆を担当しているのは、紀文食品のおでん研究班です。1938年に設立された同社は、30年以上にわたり日本全国のおでんの調査・研究を続けてきました。これまでの調査に基づく「鍋白書」を皮切りに、各地域の特色や食文化を探求し続けており、2023年には「オデンガク」と題するWebメディアも開設。より広い視野でおでん文化を発信しています。

おでんの未来と社会の変化


執筆を担当した広報室の萩原ゆみ氏は、おでんの魅力が多面的であることを強調しています。地域ごとの種ものから、戦後に家庭料理化されたことやコンビニでの大衆化、また平成から令和にかけてのおでんの進化に至るまで、おでんは日本の社会や人々の生活と密接に結びついていると言えるでしょう。司馬遼太郎氏が述べたように、おでんはさまざまな人種がそれぞれの形を持ちながらも、一つの鍋に集まる様子に例えられます。このように、多様性と包摂の象徴としてのおでんは、現代社会の縮図とも言えるのです。

書籍情報


『おでん学!』は2025年12月10日に発行され、定価は1,200円(税別)。ISBNコードは978-4-396-11724-5で、Amazonなどで購入可能です。おでんの魅力に興味がある方や、日本の食文化について学びたい方にはぜひ手に取っていただきたい一冊です。日本全国のおでんの情報が満載で、家庭でもおでんをもっと楽しむためのヒントが満載です。


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