AnyManagerが新たにデータ連携を開始
AnyMind Group株式会社(以下、AnyMind)は、メディア・モバイルアプリグロースプラットフォーム「AnyManager」において、モバイルアナリティクスプラットフォーム「Adjust」と短編動画プラットフォーム「TikTok」とのデータ連携を開始しました。この新機能により、広告キャンペーンのパフォーマンスを一元的に把握することが可能になり、より精緻な分析と戦略的な施策を行うことができます。
進化する広告環境とその解析
従来の広告媒体であるGoogleやFacebookに加え、AdjustとTikTokのデータも利用可能となったことで、ユーザーは複数の広告媒体を通じて獲得したデータを容易に比較・分析できるようになりました。この機能は特に、マーケターが広告キャンペーンの効果をリアルタイムで確認し、迅速に最適化を図るために不可欠な要素となるでしょう。
どのようなデータが分析可能か
AnyManagerを活用すると、広告パフォーマンスをビジュアル化し、成果を計測するための多様な指標を利用できます。これには以下の主要なメトリクスが含まれます:
- - インプレッション数:広告が表示された総回数
- - クリック数:広告がクリックされた回数
- - インストール数:アプリがダウンロードされた回数
- - 広告費用:キャンペーンにかかる総コスト
- - CTR(クリック率):表示回数に対するクリックの割合
- - CVR(コンバージョン率):クリックに対する成果
- - CPC(クリック単価):1クリックあたりのコスト
- - CPI(インストール単価):1インストールあたりのコスト
- - 動画再生数:TikTokの広告動画が再生された回数
これらのデータは、ユーザー獲得キャンペーンの効果分析や改善策の検討に直結し、広告運用の最適化を支援します。
自動配信機能と利便性
さらに、AnyManagerでは、日次・週次・月次でのレポートを自動的に配信する機能があり、マーケティングチームが常に最新のデータを手に入れることができます。この自動化により、マーケターはデータ分析にかける時間を削減し、戦略的な意思決定に集中することができるのです。
AnyMind Groupのビジョン
AnyMindのDirector of Publisher Growth Developmentを務める丸山仁氏は、「アプリのユーザー獲得経路は多様化しており、すべての情報を一元管理できることが成功の鍵です」と述べています。今後もアジアを中心に、グローバルなパートナーシップを通じて、パブリッシャーへの成長支援を進めていく意向を示しています。
AnyManagerの全貌
AnyManagerは、Webメディアやアプリ、ECサイト向けに設計されたオールインワンプラットフォームです。主なサービスには、広告収益の解析を行う「Analytics」、広告収益の最大化を目指す「Monetize」、ウェブストーリー形式でコンテンツを配信する「Growth」の3つがあります。このプラットフォームは、2024年12月末時点でアジア全域の1,800以上のパブリッシャーに利用されています。
企業情報
AnyMind Groupは、2016年にシンガポールで設立され、15ヵ国に展開しているテクノロジー企業です。様々なプラットフォームとオペレーション支援を組み合わせたサービスを提供し、クライアントの事業成長を後押ししています。
公式ウェブサイトは
こちら。