冬の多汗症対策
2026-01-28 09:43:30

多汗症の冬の悩み、72%が手汗や脇汗に苦しむ実態とは

多汗症の冬の悩み、72%が手汗や脇汗に苦しむ実態とは



最近の調査によれば、日本人の約5〜7%が罹患する多汗症。この疾患は常に発汗に悩ませるもので、特に冬場でもその影響を受ける人が多数いることが分かりました。調査によると、なんと72.3%の人が冬でも手汗や脇汗に苦しんでいると報告しています。この結果は、季節を問わず多汗症が深刻な問題であることを示唆しています。

多汗症の実態とは



多汗症は、体温調節に必要以上に発汗が増える疾患で、主に原発性と続発性に分類されます。原発性多汗症は手のひらや足裏、脇、頭部などに左右対称に発症し、日常生活に大きな支障をきたします。ただし、意外にも「多汗症が治療できる病気」と認識している人はわずか28.7%しかいないのです。

調査の詳細と治療法



今回の調査はアイシークリニックが実施し、全国の20〜50代の男女300名を対象にしました。調査の結果、脇汗に最も苦しむ人が38.7%、次いで手汗が32.3%という結果が出ました。これらの部位の汗には特に対人関係や仕事への影響が大きいことがわかります。

治療法は症状の程度や部位によって異なります。軽度から中等度の手汗には塩化アルミニウム外用剤やイオントフォレーシスが有効とされ、中等度以上の脇汗はボトックス注射やミラドライが効果的です。さらに重症の場合は剪除法手術が適用されることもあります。

受診しない理由の現状



調査では、「何科を受診すべきかわからない」と答えた人が34.0%で最多となり、受診をためらう要因として大きな障壁となっている実状が浮き彫りになっています。特に多汗症は皮膚科や形成外科で診察が可能で、重度腋窩多汗症に関してはボトックス治療が保険適用となります。適切な情報提供が重要です。

医療機関での治療が不可欠



多汗症はあくまで体質の問題ではなく、適切な治療により症状を大幅に改善することができます。特に冬は体が緊張しやすく、暖房の効いた室内での発汗に苦しむ人が多いことが考えられます。精神的なストレスも大きいため、悩まずに専門医を受診し、早期に治療を受けることが重要です。

まとめ



本調査から、多汗症の治療法や症状に対する知識の普及が急務であることが明らかになりました。72.3%の方々が冬でも多汗症に悩んでいる一方で、実際に治療を受けたことがあるのはわずか8.3%という低い数値です。多汗症は、社会生活や対人関係に大きな影響を与える病気で、早期治療が質の高い生活を取り戻す鍵です。ぜひ、専門の医療機関で相談をしてみてください。


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