岡山大学発スタートアップ「健康科学評価アカデミー」の設立
株式会社エル・ティー・エス(LTS)は、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構の支援を受けて新たな事業をスタートしました。このたび「健康科学評価アカデミー」が2026年1月に設立され、医療分野における重要な役割を担います。これがPALETTEプロジェクトにおける2件目となる事業化です。
事業の概要
健康科学評価アカデミーは、岡山大学病院の薬剤部講師である濱野裕章氏と、経営人材としての経験を持つ池田宇大氏のマッチングにより誕生しました。ヘルスケアや未病予防医療における臨床試験を行い、健康食品やサプリメントの研究を通じて社会に貢献することを目的としています。
本社は岡山大学津島キャンパス内の共創イノベーションラボに設置され、薬学部生へのキャリア教育も行い、医療人材の育成にも力を注ぎます。
設立までの道のり
濱野裕章氏の経歴
濱野氏は2013年より徳島大学病院での薬剤師としてのキャリアをスタート。その後、2021年には徳島大学病院総合臨床研究センターの特任助教を経て、2022年には岡山大学病院の薬剤部講師に就任しました。2026年の健康科学評価アカデミー設立に際して、社長としての役割も引き受けることになります。
彼は、自治体や企業と連携し臨床研究を行うことで、未病予防のエビデンスを構築し、多くの人々が病気のない未来を手に入れる手助けをしたいと考えています。
池田宇大氏の経歴
池田氏は2008年に岐阜薬科大学を卒業し、医療系スタートアップの共同創業に関与してきました。経営コンサルティングの経験を持ち、病院や自治体の経営改善に携わりながら、スタートアップ環境でのビジネスにも精通しています。すでに松本ヘルス・ラボと連携協定を結び、実現可能な健康増進モデルの構築を目指しています。
PALETTEプロジェクトについて
PALETTEは、大学での研究成果をもとにした新しいスタートアップの創出を支援するための取り組みです。経営人材のマッチングを通じて、地方におけるスタートアップの振興とモデルの確立を目指しています。
このプロジェクトは、特に病気予防や健康促進に寄与するビジネスを育むプラットフォームとして、重要な役割を果たしています。経営人材とは、自ら起業やスタートアップの運営を目指す人材を指し、将来の経営を担う人々が集まる環境を提供します。
未来への約束
健康科学評価アカデミーの設立は、未病予防医療における新たなスタートラインとも言えるでしょう。今後の企業活動を通じて、地域に根ざした健康づくりが進むことが期待されています。これからの展開にますます注目が集まります。