イミロン、資金調達
2024-12-23 12:38:42

イミロンが6千万円の資金調達を実施し安心安全な情報社会の実現へ向けて前進

自然言語と論理学で安全な未来を目指すイミロン



東京都千代田区に本社を構える株式会社イミロンが、先日Abelia Capitalを引受先とし、シードラウンドで6000万円の資金調達を実施しました。この資金は、イミロンの研究開発と人員拡充に充てられ、論理学に基づくシステムの高信頼化サービスのさらなる充実を目指します。

イミロンの先進的なサービス


イミロンが提供するサービスは、特に複雑なシステムの安全性に注目しています。以下はその主な技術です。

1. 要求仕様の形式記述・解析技術


製品開発ライフサイクルを一気通貫でサポートするために、イミロンは論理学に基づいた形式記述を用いた要求仕様の解析技術を提供しています。これにより、品質保証を自動化し、必要な工数を大幅に削減することが可能になります。

2. 高度自律システムの安全性論証


イミロンは、数学的証明に基づく安全性論証技術も備えており、自動運転システムの信頼性を確保するための「数学的道路交通法」を提案しています。これにより、法的なルールや責任の範囲が明確化され、安全な運行が期待できます。

3. ビッグデータ処理によるリスク解析


また、ビッグデータを活用した論理的リスク解析技術も提供しています。論理学的技術と統計学的技術の組み合わせにより、高リスクシーンの特性を自動生成し、理解しやすく説明可能な形で提供します。

投資家からの期待


Abelia Capitalの代表パートナーである仁木隆大氏は、イミロンへの投資について喜びを表し、イミロンの技術が今後の社会において重要な役割を果たすと確信しています。自動運転や生成AI技術が広がる中、システムの社会受容性がより求められる現代においてのイミロンの技術の重要性は一段と増していると言えるでしょう。

イミロンの展望


株式会社イミロンは、国立情報学研究所の先端研究に基づくテクノロジースタートアップであり、大規模複雑システムの安全性と信頼性向上に特化しています。理論計算機科学のエキスパートチームが、システムの振る舞いを形式仕様に落とし込み、それを自動的に検証する技術を開発しています。その結果、より安全で、高信頼性、そして説明責任を備えたシステムの実現を目指しています。

今後もイミロンがどのように成長していくのか、その進展に注目が集まります。私たちの社会を支える信頼性の高い技術が、イミロンを通じて実現されることを期待しています。

会社概要


  • - 社名: 株式会社イミロン
  • - 本社所在地: 〒101-0041 東京都千代田区須田町二丁目3番地12
  • - 代表取締役: 足立 正和
  • - 設立: 2024年8月
  • - 資本金: 3098万円
  • - URL: イミロン公式サイト


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