キキNaviの新機能
2025-05-01 10:34:22

リモート管理サービス「キキNavi」が法人向けルーター設定を簡素化!

リモート管理で業務効率UP!「キキNavi」に新機能



昨今、リモートワークの普及や多店舗展開が進む中、企業に求められるIT管理の負担軽減策が注目されています。株式会社バッファローが提供するリモート管理サービス「キキNavi」は、法人向けルーターの一括設定変更機能を2025年秋にアップデートすることを発表しました。これにより、ネットワーク管理者の負担が大幅に軽減される見込みです。

CLIコマンドによる設定変更


新たに導入される機能では、CLI(コマンドラインインターフェース)コマンドをテキスト形式で保存したファイルを「キキNavi」に登録し、選択したルーターに一括設定を行うことが可能になります。これにより、複数の店舗を有する企業は、各拠点での設定変更を瞬時に実施できるようになります。特に、コンビニエンスストアや飲食店、サービス業など多くの拠点を持つ企業にとって、大変便利な機能と言えるでしょう。

CSV形式での情報出力


さらに、デバイス一覧に表示されるホスト名やシリアル番号、機器の設置場所などの情報をCSV形式で出力できる機能も追加されます。この機能を使えば、ネットワーク管理者は機器の状況を効率よく把握し、運用に必要な情報を一目で確認することが可能です。

対象機種と設定内容


今回のアップデートに対応する対象機種は、「VR-U500X」と「VR-U300W」の2モデルです。この2機種は法人向けのVPNルーターで、それぞれの設定が簡単に行えるようになります。

設定可能項目には、インターネット設定やLAN設定、ルーティング設定、ファイアウォール設定、UTM設定、VPN設定、ネットワーク設定、Wi-Fi設定、管理設定など、幅広い内容が含まれています。これにより、ネットワーク構築や管理の際に必要な設定を迅速かつ簡易的に行うことができます。

遠隔管理のメリット


「キキNavi」を利用すると、インターネットを経由してNASや法人ルーター、アクセスポイント、スマートスイッチとネットワーク管理者をつなぐことができます。特別なネットワーク設定は不要で、HTTPS通信ができる環境さえあれば遠隔管理が可能です。また、障害発生時には即座に通知が届き、管理者は遠隔で対応機器の状況確認や再起動、ファームウェアの更新を行うことができます。

このシステムにより、現場に出向くことなく簡単に管理業務を行えるため、時間とコストの大幅な削減が期待されます。特に、場所や時間に縛られない柔軟なリモートワークを実現する点が、現代のニーズに合致したサービスとして非常に評価されています。

結論


「キキNavi」の新機能は、多拠点展開を行う企業にとって、業務効率を向上させる重要なツールとなるでしょう。これにより、IT管理者は本来の業務に集中できるようになり、企業全体としてのパフォーマンス向上も期待されます。今後の制度変更に注目し、その利便性を最大限に活用していくことが求められます。導入後の利用方法については、バッファローの公式サイトを通じて詳細が発表される予定です。


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