東京で復活!手競り形式のブランド品オークションが業者間で再興
コメ兵ホールディングスグループの一員、株式会社K-ブランドオフは、2025年9月30日に東京で手競り方式の業者間ブランドオークションを再開することを発表しました。このオークションは、会員1,800社以上の事業者が参加する「JBA」東京大会で開催され、昨今のリユース市場の変化に逆行する形で、リアルなオークションの場を提供することを目的としています。
リユース市場は3兆円に達するほど成長を続け、オンラインオークションが主流となっています。しかし、デジタルでの効率化が進む中で、バイヤーたちが競り合う様子や会場の活気という、リアルな体験が消失しつつあります。
手競りの再興はなぜ今?
この「手競り」が推進される背後には、業界のベテランからの強い要望があります。彼らは「手競り独自のライブ感や、参加者同士の相対的な競り具合から生じる定性的な相場観が、商売の本質だ」と語ります。JBAの手競りオークションは、金沢大会で18年以上(2007年〜)支持されており、その運営ノウハウを活かして東京でも新たな市場を創造します。
手競りオークションの特長
1.
ライブ感が生む「生きた相場観」
参加者たちの活気ある声や臨場感あふれる雰囲気の中で、データでは捉えられない生きた相場観を直接肌で感じることができます。
2.
確かな運営実績
JBA金沢での成功に基づいた運営ノウハウを使用し、公正かつ活気ある環境を提供します。そして、熟練バイヤーたちを中心に、プロが満足できる市場を実現します。
3.
アクセス抜群の「神田」開催
東京の中心地、神田で開催されるこのオークションは、全国からバイヤーが集まりやすい好立地です。毎月末に開催されることで、出品者の経済的ニーズにも応えることができます。
大会概要と開催スケジュール
- - 大会名: JBA 日本ブランドオークション 大会 時計手競りオークション
- - 開催地: JBA東京オフィス(東京都千代田区鍛冶町1丁目9−16)
- - 初開催日: 2025年9月30日(火)
- - 開催頻度: 月1回(毎月最終日に開催、12月は27日開催)
- - 取扱商材: 時計(バッグ、宝石等は従来通り入札方式で同日開催)
- - 参加資格: 古物商許可証を有する法人(事前登録要)
- - 問い合わせURL: JBA東京オフィス
会社概要
株式会社K-ブランドオフは1993年に設立され、国内外での積極展開を行っています。金沢市に本社を置き、ラグジュアリーブランドの小売や買取を手掛ける「BRAND OFF」、古物商向けオークションを運営しています。日本国内外に多くの店舗を展開し、リユース市場でのリーダーシップを確立しています。
これからの業者間オークションでは、手競りの復活により、デジタルの効率性だけでは得られない貴重な人間的交流と相場観を一層強化していくことでしょう。プロバイヤーの集うこの新たな場で、ぜひ本物の相場感を体感してみてはいかがでしょうか。