Renxa株式会社が目指すグローバル人材採用
近年、急速に進展する少子高齢化の影響で、日本国内では人材不足が深刻な課題となっています。このため、外国人材の確保がますます重要視されている中、Renxa株式会社(東京都豊島区)は、ベトナムの5つの大学を訪問し、外国人採用を強化するための新たなステップを踏み出しました。
ベトナムの大学訪問の目的
Renxa株式会社の代表取締役、坂本幸司氏は「外国人材の存在が日本の労働力を支える鍵である」と考え、計画的にベトナムの大学に赴きました。訪問した大学は、ズイタン大学、ダナン外国語大学、フエ外国語大学、サイゴン工科短期大学、ホーチミン市オープン大学の5校で、いずれも日本語を専攻している学生が多く在籍しています。これらの学生たちは、日本での就労に対する興味を示し、具体的な職業生活に対する疑問や懸念を持っていることが分かりました。
大学との対話を通じた理解の深化
各大学にて行われた説明会には、20名から30名の学生が参加。説明会では、Renxaの事業概要や、キャリア形成の支援について詳しく説明されました。学生たちからは「日本での生活に必要な準備」や「就業後の生活に関する不安」などの率直な意見が寄せられ、Renxa株式会社はこれらの声に耳を傾けることで、最適な支援を提供できるよう努めています。
特に、学生たちが抱える生活面での不安に対し、同社が提供する「Lifestyle Advisor Global」が期待されており、日本での生活に必要なライフラインのサポートを母国語で提供することが強調されています。
生活支援に向けた体制の構築
Renxaは、2025年内に5名のインターン生および卒業生を受け入れる計画を立てており、そのための準備を進めています。受け入れ環境の整備を行い、外国人材が安心して働き続けられるよう、住居やその他生活基盤のサポート体制を一層強化する方針です。
継続的な関係構築と社会貢献
この活動は、単なる人材採用にとどまらず、ベトナムの大学との継続的な連携を通じた長期的な関係構築を目的としています。Renxa株式会社は、外国人材が社会で活躍できるよう支える取り組みを行うことで、持続可能な社会づくりに貢献していきます。国際化が進む現代、外国人材の存在がますます重要になっている今、Renxaの取り組みは新たな道を切り開くものとなると期待されます。
「Lifestyle Advisor Global」の概要
「Lifestyle Advisor Global」では、外国人の生活に必要なサービスを母国語で提供し、快適な生活のスタートをサポートしています。提供する言語は多岐にわたり、英語や中国語、韓国語を始めとするさまざまな言語に対応しています。
会社情報
Renxa株式会社は2017年に設立され、主に外国人住人に向けたライフラインの整備を行っています。日本における外国人の生活を支えるための取り組みを続けています。