千住の鞄職人
2025-03-07 10:14:02

江戸時代の風情を纏った鞄の匠、千住「渡邊鞄」の魅力

江戸時代の風情を纏った鞄の匠、千住「渡邊鞄」の魅力



東京都足立区、江戸時代の風情を色濃く残すこの街にある「渡邊鞄」。ここでは手作りの鞄が職人のつくり出す良質なデザインと機能性で人気を博しています。高齢化社会における新たなニーズに応え、ウロバッグカバーや、お祭りにぴったりののれんバッグなど、さまざまな鞄が生まれています。実際に舎人公園で開催される桜まつりでその魅力を感じることができるのも特別です。

職人の技術と歴史



「渡邊鞄」は1929年に創業しました。14歳から鞄作りを学んだ先代の渡邊氏は、故郷から上京し、神田の鞄店で経験を積みました。どの時代にも役立つスタイルを目指し、和装にも洋装にも適した鞄を手作りで展開しています。現在は二代目としてその技術を受け継ぐ渡辺憲一氏がいます。彼は父から受け継いだ技を大切にしながら、独自のデザインを生み出すことに情熱を注いでいます。

修理・リメイクの頼れる存在



渡邊鞄はただの鞄製造に留まらず、依頼者からの修理やリメイクも数多く手がけています。その中には思い出の詰まったバッグや、先代から受け継いだ愛着のある品々が含まれています。リメイクの楽しさを感じながら、持ち主の希望に応える姿勢はまさに「鞄のお医者さん」と呼ぶにふさわしいでしょう。

ウロバッグカバーの誕生



最近では、排尿障害を抱える方々のために「ウロバッグカバー」という新たな商品が生まれました。これは、カテーテルを使う際に必要なバッグをお洒落に持ち運べるように設計された鞄です。素材には、消臭機能を持つ布が使われ、機能性とデザイン性が見事に融合しています。多くの方に喜ばれ、外出のハードルを下げるアイテムとして支持を集めています。

祭りにぴったりな「のれんバッグ」



渡邊鞄の「のれんバッグ」は地元足立区を意識して作られた商品で、竹をハンドルに使用したシンプルなデザインが特徴です。このバッグは着物や浴衣にも合うため、毎年行われる足立の花火大会では多くの人々がこのバッグを手にして街を彩ります。地域の土産品としても育てていきたいという思いが込められています。

直接体験できる場の設置



2014年に現在の工房兼店舗を開設した後、渡辺氏は来店するお客様と直接触れ合いながら、その手作りの魅力を伝えています。お客様に手にとってもらい、その良さを実感してもらう場を設けることで、地域との繋がりを強化しています。周辺の人々との交流を大切にし、地元に根ざしたブランド作りに取り組んでいます。

あなたもこの職人の鞄を手にしてみては?



千住の渡邊鞄はただの鞄製造にとどまらず、地域との関わりや新たなニーズに応えながら成長を続けています。舎人公園の桜まつりや様々なイベントにぜひ足を運んで、実際にその魅力を感じてください。

渡邊鞄の公式サイトはこちらでチェック!


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