ホッケージャパンリーグ新体制への移行
2025年6月26日に開催された社員総会にて、一般社団法人ホッケージャパンリーグ(略称:HJL)は新たな役員改選を行い、新体制への移行を正式に発表しました。この新体制には、オリンピアンや多様な業界の専門家が名を連ねており、ホッケーの国内リーグをより強固なものとするための一歩を踏み出しています。
新任理事とその経歴
今回の改選では、14名の理事が就任し、その中には元女子日本代表であり、アテネ、北京、ロンドンのオリンピックに出場した経歴を持つ山本由佳理氏(44)が新たに選任されています。彼女のスポーツに対する情熱と経験は、今後のリーグ発展において重要な役割を果たすことが期待されています。
理事には、再任の坂本実氏(66)、長谷川英男氏(56)、奥田英雄氏(57)をはじめ、近藤聡史氏(53)、臼井章広氏(55)など、多数の経験豊富なメンバーが揃い、特に外部理事としての視点を持つ専門家たちが増えています。
新理事長の選出と意気込み
HJLは第1回理事会を開催し、次期理事長に坂本実氏が選ばれ、前理事長である真喜代司氏(76)は顧問に就任することとなりました。坂本氏のリーダーシップのもと、これまでの経歴を活かし、ホッケーのさらなる普及と発展を目指して尽力していく意向が示されています。
3年後のロサンゼルス五輪に向けて
この新体制は、特に2028年のロサンゼルス五輪を視野に入れています。HJLは、選手たちが夢中になれる競技環境の整備や、チーム数の全国的な拡大を図ることで、競技力向上を目指しています。選手が観客と一体となってプレーすることで、さらに多くのファンを魅了し、スポーツ文化を育むことが狙いです。
監事と顧問への任命
理事改選に伴い、監事には津野友邦氏(52)と河本みま乃氏(42)が再任され、これまでの安定したリーグ運営を支える役割を担います。また、顧問には、HJLに長年にわたり貢献してきた北河原公敬氏(82)、本山茂樹氏(86)、真喜代司氏(76)などが名を連ねており、これらの経験豊かなメンバーの存在は、HJLのさらなる信頼性に寄与するでしょう。
新たな挑戦に向けての展望
新たな体制のもと、ホッケージャパンリーグは競技の普及や発展に向けて、より一層の努力を続けていきます。ファンと選手が一体となり、未来のホッケー界をともに切り拓いていくために、どのような挑戦が行われるのか、注目が集まります。今後もHJLの活動にご期待ください。