AIストーム、次世代Wi-Fi7ルーターが1,000台の受注を達成
AIストーム株式会社(旧株式会社ジェクシード)は、最新のWi-Fi7ルーター「GT-W780」について、1,000台以上の受注を獲得したことを発表しました。このニュースは、企業のデジタルインフラが新たな段階へ進化することを示す重要なマイルストーンです。
Wi-Fi7の時代への移行
Wi-Fi7の登場により、特に企業のIT環境は大きく変わります。これまでのネットワークでは対応が難しかった高速かつ低遅延の要求に応えるため、GT-W780は開発されました。現代のビジネス環境では、モバイルデバイスやIoT機器の急増に伴い、社員一人あたりの接続端末が1台から3~5台に増加し、全体での無線端末は約10倍に達すると予測されています。これにより、既存のWi-Fi5/6では対応しきれない状況が発生しています。
ビデオ会議やクラウドサービスを利用する中で、「遅延ゼロ」「停止ゼロ」というニーズが急増していることもあります。現在、多くの企業は、旧世代のWi-Fiにとどまっているため、帯域や遅延の限界に直面するケースも多く見受けられます。AIストームは、この変化に注目し、Wi-Fi7の導入を推進しています。
新しい時代のニーズに応える製品
GT-W780は、優れたパフォーマンスを提供します。特に、高密度オフィス環境では、60台同時接続でも安定したスループットを実現しており、端末あたりの速度が10Mbpsから最大50Mbpsまで向上しています。また、大型ホールでのビデオ会議では、1080pの会議チャネル数が30から120に増加し、切断やカクつきの頻度が大幅に減少します。これにより、多くの企業がストレスのないコミュニケーションを確保できるようになります。
さらに、Wi-Fi7はグローバルな規制にも対応しており、約60カ国で6GHz帯が解放されています。このことは、今後のWi-Fi7端末の出荷が2024年から2027年にかけて10倍に増加すると見込まれ、安定した供給や運用の安心感を企業に提供します。
IoTとAIの連携でコスト削減
AIストームは、クラウド管理とAI最適化により、1名の管理者が数千台の端末を遠隔で統括できる新たな運用モデルを提案しています。これにより、運用コストを削減しつつ、デジタル競争で優位に立つことが可能となります。メタバース会議やAR/VR教育、製造におけるオートメーションなど、帯域や低遅延を同時に要求する新たなアプリケーションをいち早く導入することで、企業はさらなる成長を遂げられます。
成長戦略に向けた重要な一歩
AIストームのGT-W780は、新たな500億円の時価総額目標に向けた重要な戦略商品です。発売からわずか半年で1,000台を超える法人受注を獲得し、初年度の売上目標も早くも射程に収めつつあります。メタバースや倉庫ロボットなど、様々なユースケースでの採用が進む中、大きな市場動向に乗る形で、AIストームは今後もさらなる成長を遂げることでしょう。
会社情報
- - 会社名: AIストーム株式会社(旧株式会社ジェクシード)
- - 代表取締役: 今井俊夫
- - 所在地: 東京都千代田区神田錦町 3-17-11 榮葉ビル 9階
- - 事業内容: AI事業、AI教育、AIプロダクト開発、ERP/HRコンサル、LEDビジョン、トラック販売・リース、アドトラック広告、IT機器販売など
- - 企業HP: https://www.ai-storm.co.jp
今後の展開が楽しみなAIストームの新たな挑戦に注目が集まります。